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Discussion Paper ※英文サイトへリンクします
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研究者
概説・より深く知りたい人のために
【概説】
- グローバル化と企業成長
- 中国:深圳のスタートアップとそのエコシステム(Ver.3)
【本テーマに関する参考文献等】
アジア経済研究所は開発途上国の産業発展について、早くから研究に取り組み、厚い蓄積があります。1980年代前半には、アジア経済研究所編[1980]『発展途上国の自動車産業』(研究参考資料[研究双書の前進])282)、同『発展途上国の繊維産業』(研究双書295)、同[1981]『発展途上国の電機・電子産業』(研究双書305)を出版しています。1987年から5年間、「アジア工業化シリーズ」全15冊を刊行し、アジア諸国の様々な産業を多面的に分析しています。開発途上国の産業発展の長期的な過程を理解する上で、これらの研究は今でも参考になるでしょう。
産業研究の伝統はその後も受け継がれ、1990年代後半以降も様々な研究成果をあげてきました。直近の数点、紹介しますと、今井健一・川上桃子編[近刊]はアジア諸国における携帯電話端末など電子産業の先端分野の動態を明らかにしています。佐藤百合・大原盛樹編[2006]は二輪車産業という、これまであまり注目されることのなかった産業を分析し、開発途上国の地場企業の発展可能性を論じています。藤田麻衣編[2006]はベトナムが社会主義経済から市場経済へと移行する中で、どのような産業発展が進行しているのかを描いています。
もちろん、アジア経済研究所以外でも開発途上国の産業の研究は行われています。近年の注目される成果は次のとおりです。
- 川端望[2005]『東アジア鉄鋼業の構造とダイナミズム』ミネルヴァ書房
- 園部哲史・大塚啓二郎[2004]『産業発展のルーツと戦略-日中台の経験に学ぶ-』知泉書館
- 藤本隆宏・新宅純二郎編[2005]『中国製造業のアーキテクチャ分析』東洋経済新報社
海外でも開発途上国、特にアジアの産業発展、あるいは世界の産業ネットワークにおける位置づけは多くの研究が積み重ねられてきました。代表的な成果として次の3点を紹介します。
- Gereffi, Gary & Miguel Korzeniewicz eds. [1994]. Commodity Chain and Global Capitalism. London: Praeger.
- Haggard, Stephan, Dieter Ernst & Michael Borrus. [2000]. International Production Networks in Asia: Rivalry or Riches? London: Routledge.
- Kenney, Martin & Richard Florida [2004]. Locating Global Advantage: Industry Dynamics in the International economy. Stanford: Stanford University Press.