調査研究

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中国の全要素生産性と資源のミスアロケーションに関する再評価:企業の異質性情報とバリューチェーン要素を考慮して(2020_3_60_005)

概要
全要素生産性と資源のミスアロケーションの計測は超複雑化かつ超大化になりつつある中国経済のパフォーマンスを知るために非常に重要である。しかし、当該領域では、異質性(規模・所有形態・貿易パターン)を持つ企業の大量存在・差別的な扱いと、グローバル・バリューチェーンへの深い関与と言った中国経済の特徴を充分に取り入れた総合研究は極めて少ない。本研究は一橋大学、清華大学国情研究院研究チームからの協力を得ながら、既存の中国KLEMSデータ、中国の企業センサス、企業間取引情報、企業パテントデータ等といったBig Data級の情報を利用し、世界初の企業異質性情報を持つ時系列中国産業連関表・付帯表を試作し、バリューチェーンの観点から、中国の全要素生産性と資源のミスアロケーションの全面的再考を行う。
期間

2020年7月~2023年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 孟 渤
[ 委員 ] 深尾 京司
[ 委員 ] Harry WU(一橋大学 非常勤研究員、北京大学 国家発展研究院 経済学教授)
[ 委員 ] Wenyin CHENG(清華大学 助手(2020年度IDE有給VRF希望))
[ 委員 ] Ming YE(南京大学 長江産業経済研究院 副研究員)

(参考)協力機関の清華大学国情研究院チームメンバー:

  • Yuning GAO(准教授、研究院長補佐)
  • Miao YU(Research Associate)
  • Meng LI(Research Associate)
  • Fei WANG(教授、対外経済貿易大学(外部委員))
  • Zhi WANG(教授、George Mason University(外部委員))
研究成果
  • 外部雑誌投稿
  • データベース構築