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調査研究

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現代ラテンアメリカ経済に関するテキストと教材の作成 (2021_2_40_003)

概要

1990年代末まで新自由主義経済改革に基づく経済改革を進めていたラテンアメリカ諸国の政治経済は、21世紀に入って大きく変化している。例えば、左派政権の台頭、資源ブームによる経済成長、新興中間層の拡大、貿易・投資における中国のプレゼンスの拡大、資源ブームの終焉にともなう左派政権の退潮、格差是正や汚職撲滅を求める大規模な抗議活動、そして新型コロナウイルスの拡大による経済への影響などが挙げられる。

ラテンアメリカの経済を包括的にとりあげたこれまでの概説書は、構造学派から新古典派への潮流を反映し、ネオリベラル経済政策の是非を軸にして20世紀のラテンアメリカ経済を解説するものが多かった。また、最近のラテンアメリカの経済に関する出版物は、特定の分野に焦点を絞った専門的内容を扱うものが多く、包括的に扱っているものは過去10年近く出版されていない。

そこで本研究会では、21世紀のラテンアメリカ経済を対象とし、何が起きているのか、なぜそれが起きるのかを、経済学の基本的な考え方を用いて説明するテキストと関連する教材の作成を目指す。

期間

2021年4月~2022年3月

研究代表者

清水 達也

研究成果

和文単行書(内部出版)