調査研究
研究会一覧2024年度
新興アジア諸国における文化資本と社会階層:ピアノ文化からの考察
概要
本研究会は、社会階層分化が進む新興アジア諸国においてピアノが持つ文化資本としての役割に着目する。社会学の古典ブルデューが提示する「文化による社会的差異化」「文化的再生産」といった議論は、新興アジア諸国のピアノをめぐる実態にも適用できるのか。本研究会では、韓国、台湾、中国、ベトナム、マレーシア、インドネシアの6か国を対象に、各国のピアノ文化の特徴を、ピアノ産業、社会階層、教育(制度およびジェンダー規範)、家庭の在り方といった経済社会的な諸条件との関係から多面的に捉えることを通じて、上記の問いを検討する。
期間
2024年4月~2026年3月
研究会メンバー
役割 | メンバー |
---|---|
[ 主査 ] | 荒神 衣美 |
[ 委員 ] | 山口 真美 |
[ 委員 ] | 安倍 誠 |
[ 委員 ] | 佐藤 幸人 |
[ 委員 ] | 田中 李歩(一橋大学 特任助教) |
[ 委員 ] | 新井 健一郎(亜細亜大学 准教授) |
※所属は研究会発足時のものです。
予定する研究成果
- 和文外部出版単行書