橋口 善浩
橋口 善浩 HASHIGUCHI Yoshihiro |
[所属・役職] | 開発研究センター 経済モデル研究グループ |
[専門分野] | 経済学、応用計量経済学 |
[email] |
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researchmap | 研究者情報(学歴・経歴・業績一覧) |
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研究歴
東アジア・東南アジアの産業集積と企業の生産性に関する実証研究に取り組んできました。入所後,産業連関分析を研究するグループに所属し,日中韓の地域間産業連関表の作成やグローバル・バリュー・チェーンに関する業務に従事しました。2015~2017年にOECD(パリ)に出向し,国際産業連関表を用いた経済レジリエンス(強靭性)に関する研究を行いました。帰国後は経済地理学の理論を重点的に研究し,産業集積,グローバル化および産業構造変化が経済成長に与える影響を分析しています。また,地理情報システム(GIS)を用いて,環境保護政策の実証研究にも取り組んでいます。
現在取り組んでいるテーマ
経済地理学と労働経済学の視点から,通勤制約の男女差とその経済的影響について研究しています。多くの国で,女性は男性よりも強い通勤制約を受けているといわれており,それが男女間賃金格差の一因になっている可能性があります。通勤制約の性差はなぜ起きるのか,その程度はどれほどか,そして経済全体の生産性にどのような影響を及ぼしているのか。これらの問いについて,日本および東南アジアのデータと経済地理学の理論モデルを使って研究しています。