国際貿易論の包絡線

外部出版

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慶應義塾大学出版会

グローバリゼーションの進む世界経済は、戦争、保護主義の台頭など試練を迎えている。一方で経済的な結びつきの重要性は増々高まっている。国際貿易論のみならず国際経営学、社会起業論など幅広いジャンルのテーマが織り成す1冊。

国際貿易論の包絡線

■ 国際貿易論の包絡線
木村 福成、清田 耕造、安藤 光代、小橋 文子 編著
■ 4,950円(本体価格 4,500円)
■ 256pp
■ 2025年3月
■ ISBN978-4-7664-3018-9

Contents

第1章 グローバリゼーションと東アジア/木村福成
第2章 「国際経済学」と「国際経営学」を跨いだキャリアから見えてきたこと/入山章栄
第3章 機械産業における国際的生産ネットワークと通商政策/安藤光代
第4章 米中貿易紛争が多国籍企業活動に与えた影響/早川和伸
第5章 経済制裁の限界――経済学的視点からの再検証――/久野新
第6章 データから見る「脱グローバル化」/小橋文子
第7章 日本の自由貿易協定の評価/山ノ内健太
第8章 経済の複雑性と所得水準/清田耕造
第9章 貿易モデルのカリブレーション――モデルとデータのギャップをどう埋めるか――/渡部雄太
第10章 貿易・家計パネルデータの利用課題/マテウス・シルバ・シャンギ
第11章 グリーン貿易と低炭素経済/林晉⽲
第12章 ポイントデーと値引きデーのプロモーション効果/中川宏道
第13章 これからの「社会の変え方」を探して――ソーシャルイノベーションの二つの系譜とコレクティブ・インパクト――/井上英之