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コラム

2020年にパンデミックとして世界中に流行した新型コロナウイルスですが、すでに2年以上が経過し、日常生活に組み込まれつつあります。そうしたなかで再び動き始めた人々の国際移動の状況を紹介します。

  • 第2回 マラウイ――コロナ禍での南アフリカからの移民の帰国 / 佐藤 千鶴子 新型コロナウィルス感染症は南アフリカに大きな被害をもたらした。同国はアフリカ大陸で最も多くの感染者と死亡者を出したのみならず、感染拡大を防ぐために2020年3月末から5月末まで実施された厳格な行動制限により220万の雇用が失われるなど、経済的にも大きな打撃を受けた。経済悪化の影響は当然ながら移民労働者にも及び、南アフリカに多くの移民労働者を輩出しているマラウイも大きな影響を受けた。報道によれば、2020年3月末から12月末までの9カ月間に1万人のマラウイ人が南アフリカから帰国したという(Masina 2021)1。国境が再開した後の2021年にはおそらくこの数を上回る人びとが帰国したと考えられる。 2022/09/14
  • 第1回 エチオピア――サウジアラビアからの帰還事業再開から見えたもの / 児玉 由佳 エチオピアにおける新型コロナウイルス感染者数は、2021年12月をピークに減少し、2022年7月21日には新規感染者数が99人と比較的低いレベルとなっている。新たな変異種による感染再拡大の可能性はあるものの、とりあえず感染状況は沈静化しているといえよう。これによって人々の動きも活発になると思われるが、エチオピアの場合は、サウジアラビアからの強制帰還者の受け入れという形で人の国際移動が再び動き出した。 2022/08/01