アジア動向年報

2021アジア動向年報

2020年は新型コロナウイルスの世界的蔓延やそれに起因する経済低迷に目を奪われがちでしたが、各国の政治や対外関係は常に動いており、アジアでも重要な変化が起きました。このように不確実性が増す時ほど、各国の動向を多面的に把握し、冷静かつ正確な分析を行うことが求められるはずです。『アジア動向年報2021』では23のアジアの国・地域、またアメリカとアジアの関係をカバーし、各国・地域を長年観察してきた研究者が現地の一次資料に基づいて2020年の動向を分析するだけでなく、その歴史的背景や意味についても明らかにしています。

アジア動向年報 2021

■ アジア動向年報 2021
■ 6,930円(本体価格 6,300円)
■ A5判
■ 588pp
■ 2021年5月28日
■ ISBN978-4-258-01021-9

■ 各国・地域の動向 大韓民国/朝鮮民主主義人民共和国/モンゴル/中国/香港特別行政区/台湾/ASEAN/ベトナム/カンボジア/ラオス/タイ/フィリピン/マレーシア/シンガポール/インドネシア/ティモール・レステ(東ティモール)/ミャンマー/バングラデシュ/インド/ネパール/スリランカ/パキスタン/アフガニスタン

CONTENTS
主要トピックス
各国・地域の動向

朝鮮民主主義人民共和国
防疫と災害復旧への総動員 / 中川 雅彦

ティモール・レステ(東ティモール)
新内閣形成と新型コロナウイルス対応 / 亀山 恵理子

インド
新型コロナウイルス禍に苦慮するモディ政権 / 近藤 則夫、佐藤 創

アフガニスタン
史上初めて政府とターリバーンの和平交渉開始 / 登利谷 正人