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研究者のご紹介

竹内 孝之

竹内 孝之 TAKEUCHI Takayuki

竹内 孝之 TAKEUCHI Takayuki
[所属・役職] 地域研究センター 東アジア研究グループ
[専門分野] 台湾、香港など東アジアをめぐる国際関係
研究者情報(学歴・経歴・業績一覧)
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研究歴

主な研究テーマは、台湾と中国の関係や、国際社会における台湾の地位問題です。また、比較対象としての香港、これらを取り巻く東アジアの国際関係、特に国際組織や地域協力における台湾や香港の参加問題についても取り上げてきました。

2012年から2014年までの間、アジ研の海外派遣制度により、台湾の党派毎の対外政策姿勢を主な研究テーマとし、台湾の中央研究院台湾史研究所で客員研究員として赴任しました。今から考えると、ちょうどこの時期は、台湾や香港で「ひまわり学生運動」や「雨傘革命」が起き、中国との関係を見直す動きが出てきただけでなく、米中関係も大きく転換し始めていたように思います。

現在取り組んでいるテーマ

これまでは、文字通り台湾と香港に軸を置いて研究してきましたが、それだけでは台湾や香港の情勢や東アジアをめぐる国際関係の動きを十分に説明しきれないと感じています。その一方で、米中対立がより本格的な「冷戦」、正確には「大国間競争」へ向かっていることについて、アメリカや中国の政治外交、あるいは安全保障の専門家でも、正確な経緯を理解できていないと思います。米ソ冷戦を理解するには、ヨーロッパとアジアでの動きの関係性に留意する必要があったように、今日の「米中冷戦」でも米中が対立する問題を総合的に捉えるという視点から、台湾や香港をめぐる動きを分析する必要があると考えています。