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研究者のご紹介

塚田 和也

塚田 和也 TSUKADA Kazunari

塚田 和也 TSUKADA Kazunari
[所属・役職] 開発研究センター ・ミクロ経済分析研究グループグループ長代理
[専門分野] 開発経済学、農業経済学
[email] Kazunari_Tsukada E-mail
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研究歴

東南アジアの農業・農村を対象とする研究を行ってきました。入所後はインドネシアにおける小規模農村金融(マイクロファイナンス)の評価を行い、不完全な市場下での政策介入の役割に関して分析を行いました。また2000年代後半の穀物価格高騰をきっかけに、ベトナムの農業政策と稲作農業について調査を重ね、途上国の経済発展と食糧安全保障、農業の機械化、近代的投入財の品質問題、稲作の持続可能性に関する分析を行ってきました。2012〜2014年に海外赴任でバンコクに滞在して以降は、水資源や労働力が希少化するタイの農村を対象として、灌漑制度や農業大規模化に関する分析も行っています。

現在取り組んでいるテーマ

農業・農村から対象を広げて、経済全体の構造変化に関する研究に取り組んでいます。特に、経済構造の変革期に生じる「多様化」という側面に着目しています。これは人々の就業機会や経済活動の種類が、技術や市場の変化により著しく多様化する状況を指します。研究の目的は、経済の多様化が生じるメカニズムを明らかにすると同時に、さまざまな「格差」との関係性を分析することです。現在、経済の多様化にともなう将来の選択肢の拡大が、社会的な流動性を促進することで、経済的格差を縮小させる方向に作用しているのかどうか、ベトナムやタイのデータを用いて理論と実証の両面から分析しています。