谷口 友季子
研究歴
権威主義体制(民主主義ではない、独裁的な政治体制)の国において、選挙や議会、政党といった民主主義的な政治制度を用いられていることがしばしばあります。こうした政治制度の存在は、民主主義の重要な要件である競争の拡大につながるように思われる一方、むしろ権威主義体制の存続につながっていることも過去の研究で指摘されています。そこで、とりわけ選挙がどのように権威主義体制の存続や民主化に影響を与えているのかについて研究してきました。
現在取り組んでいるテーマ
権威主義体制の国家において、野党や反体制派集団が現政権に挑戦するとき、選挙がどのような影響を与えるのかを研究しています。国民戦線(BN)政権下のマレーシアを中心に、大衆が参加する抗議行動や野党同士の協力にとくに注目しています。