ライブラリアン・コラム
2020年
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景観に刻まれた歴史を歩く――アジ研一期生・友杉孝氏の眺めたタイ / 小林 磨理恵 図書館で仕事をしていると、思わぬ書籍に出くわすことがある。今手元にある3冊の古書も、いずれ誰かに驚きを与え、あるいは疑問を持たれる日が来るかもしれない。そ...... 2020/10/15
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「よくわからない資料」を見つけたら…… ――図書館裏話―― / 能勢 美紀 ほとんどの人は図書館の裏側を見たことがない。図書館の「表側」では、資料がテーマ(主題)ごとに分類され、一般の人には何を意味するのかよくわからない「請求記号...... 2020/10/06
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)アフリカと感染症 / 岸 真由美 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のひとつに「すべての人に健康と福祉を」がある。この目標に対して定められたターゲットのひとつは「203...... 2020/09/23
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)インドと感染症――植民地時代の飢饉と疫病、そして現代の希望の船 / 坂井 華奈子 新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)流行以前から、インドは感染症の宝庫 といわれ様々な感染症のリスクがある。蚊が媒介するマラリアや...... 2020/09/14
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)蚊媒介の感染症に苦しむブラジル / 則竹 理人 2020年現在、世界は新型コロナウイルスの話題一色に染まっていると表現しても過言ではない。ブラジルもご多分に漏れず、例えば同国で最も多く販売されている総合...... 2020/09/07
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)台湾の奇跡――世界が注目する防疫対策 / 澤田 裕子 2020年1月31日にジョンズ・ホプキンス大学が発表した報告によると、中国との地理的な近さと航空便数の多さから、台湾は世界で二番目に新型コロナウイルス感染...... 2020/08/31
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)パンデミックの最前線に立たされる人々――フィリピン人移民と看護の歴史 / 山下 惠理 英国ガーディアン紙は、COVID-19によって亡くなった米国の医療従事者の記録を集めたLost on Front Line特...... 2020/08/24
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)感染症から読み解くスペインの新大陸征服と植民地史 / 村井 友子 2019年末に中国武漢市で発生した新型コロナウィルス(COVID-19)感染症は、人の移動により飛沫感染等を通じて短期間で全世界に拡がった。2020年8月...... 2020/08/17
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)インドネシア史のなかの感染症 / 土佐 美菜実 インドネシアと感染症というと、まず結核が思い浮かぶ。というのも、筆者は結核の既往歴があり、入院及び半年間の服薬を経験したことがあるからだ。これがいったいイ...... 2020/08/12
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)中東・北アフリカにおける保健医療の課題とCOVID-19 / 高橋 理枝 中東・北アフリカにおけるCOVID-19の感染は、1月29日にアラブ首長国連邦で4人の感染者が報告されたことに始まる。その後2月中旬にエジプト、イランと次...... 2020/08/03
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)感染症と国際協調を考える――Pandemics and peace : public health cooperation in zones of conflict by William J. Long / 能勢 美紀 新型コロナウイルスによる感染症(以下、COVID-19と表記)の拡大により、昨今、国家間の緊張が高まっていると感じられる場面や報道をよく目にするようになっ...... 2020/07/27
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)身体と政治がつながるとき――タウィーサック・プワクソム著『病原菌、身体、そして医療化する国家――タイ社会における近代医療の歴史』を読む / 小林 磨理恵 ユニークな表紙である。顕微鏡を精緻に描いた表紙から、一見すると科学に関する書籍にみえる。しかしレンズの先にセットされるのは、微生物ではなく、赤と白と青の三...... 2020/07/20
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(ウェブ資料展:途上国と感染症)2003年SARSを教訓にした中国の公的医療保険改革 / 池上 健慈 2019年末、中国の武漢市に端を発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中で猛威をふるい、2020年6月時点で220の国・地域にわたり計9...... 2020/07/13