ライブラリアン・コラム
2024年
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わざわざ行きたい中国書専門店 / 澤田 裕子 台湾で人文とアート関係の専門書店としてスタートした誠品書店の海外一号店が2019年9月に日本橋にオープンし、中国書専門店はより身近になった。しかし流通網が...... 2024/12/25
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インドの新旧統計データポータル──e-SankhyikiとStatistical Year Book / 坂井 華奈子 インドでは6月29日が統計の日(National Statistics Day)として祝われる。これはインド統計の父と呼ばれる統計学者...... 2024/12/04
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「白い象」は自ら負の象徴となってしまうのか――南米コロンビアの記憶博物館をめぐって / 則竹 理人 南米コロンビアの首都ボゴタの中心街から北北西に約3km離れたあたりに、民主広場という場所がある。特別大きな広場ではなく、観光名所になっているわけでもないが...... 2024/11/28
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貴重資料を使い倒す──:我妻榮『支那都市不動産慣行調査報告書』を例にして / 早矢仕悠太 9月のライブラリアン・コラムでは、アジア経済研究所(以下、アジ研)図書館の貴重書庫で保管されている東亜研究所(以下、東研)による『支那都市不動産慣行調査報...... 2024/11/13
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戦火から資料を守り歴史をつなぐ――パレスチナのデジタルアーカイブ / 高橋 理枝 2023年10月7日にガザ地区を支配するハマースがイスラエルを奇襲攻撃したことに端を発した両者の戦闘は、1年を超えた。ガザで人々は未曽有の人道危機に直面し...... 2024/10/18
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アジ研図書館所蔵、我妻榮『支那都市不動産慣行調査報告書』の半生 / 早矢仕 悠太 アジア経済研究所(以下、アジ研)図書館の貴重書庫に入るとすぐ右手、「支那慣行調査関係資料」と掲示された一角に4つの箱がある。この箱に入っているのは、193...... 2024/09/13
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“OPEN”で“CLOSE”な韓国の「公共ヌリ」 / 狩野 修二 数年前から当館で受け入れている『韓国統計年鑑』の表紙に“OPEN”という文字の入ったマークが記載されるようになった(画像参照)。OPENという単語から、資...... 2024/09/09
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国際ブックフェアとAI / 高橋 学 ChatGPTがリリースされて以来、いわゆるAIはその存在感を増し続けている。筆者にしてもAIを使ってさまざまな日常業務を片づけてはいるが、AIというもの...... 2024/08/29
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大量のファイルから必要情報を抽出・整形する―― CiNii APIのXMLを対象に / 今満 亨崇 複数のファイルからデータを抜き出して1つのExcelファイルにまとめる、あるファイルの記述ルールを別のルールに変換する、といった作業は時折生じる。各種計測...... 2024/08/05
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コマンドプロンプトを使ってみよう(3)――大量のファイルダウンロード / 今満 亨崇 コマンドプロンプトを使用すると、1行のコマンドでweb上のファイルをダウンロードすることができる。少し工夫すれば、大量のファイルダウンロードも容易である。...... 2024/07/23
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アジ研ライブラリアン、「地方志」の森を歩く / 村田 遼平 「地方志」(中国語では「方志」ともいう)と呼ばれる資料がある。中国大陸や台湾等で編纂・刊行されてきたこの資料には、特定の地域に関する地理、歴史、産業、人物...... 2024/07/09
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韓国発行の新聞記事が読み放題? / 竹内 瑶子 皆さんは時事問題を調べようとするとき、どのように検索するだろうか。国内外のニュースについて、インターネット上の新聞記事を探す人が多いのではないだろうか。新...... 2024/06/28
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「ライブラリアンの日」からみる、コロンビアの図書館事情 / 則竹 理人 ゴールデンウィークの間に、近くの公共図書館に足を運んだ人の一部は、「図書館をもっと身近に、暮らしのなかに」というキャッチコピーが付いたポスターを見かけたか...... 2024/05/28
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タイ国家統計局からの大規模寄贈を受けて / 小林磨理恵 一昨年のタイ出張で、タイ国家統計局(National Statistical Office of Thailand...... 2024/04/23
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オープンサイエンス時代のキューバの学術ジャーナル / 村井 友子 ラテンアメリカでは、過去およそ25年以上にわたり、研究成果をオープンアクセス(OA)で提供する学術情報インフラを構築し、維持・発展させてきた。その間、数多...... 2024/03/25
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「アジア情報研修」後記 / 村田 遼平 2023年12月7日-8日、国立国会図書館とアジア経済研究所(以下、アジ研)が共催するアジア情報研修が、アジ研において行われた 。本研修は、20...... 2024/02/20