アジア動向年報
2020アジア動向年報
2019年のアジアは世界で最も高い経済成長を遂げた地域となった一方で、米中貿易摩擦や一部の国における政治不安、また地政学的な緊張により、不確実性が増した年となりました。『アジア動向年報2020』では23のアジアの国・地域、またアメリカとアジアの関係をカバーし、各国・地域を長年観察してきた研究者が現地の一次資料や現地調査に基づいて2019年の動向を分析するだけでなく、その歴史的背景や意味についても明らかにしています。
■ アジア動向年報 2020
■ 6,930円(本体価格 6,300円)
■ A5判
■ 594pp
■ 2020年6月15日
■ 各国・地域の動向 大韓民国/朝鮮民主主義人民共和国/モンゴル/中国/香港特別行政区/台湾/ASEAN/ベトナム/カンボジア/ラオス/タイ/フィリピン/マレーシア/シンガポール/インドネシア/ティモール・レステ(東ティモール)/ミャンマー/バングラデシュ/インド/ネパール/スリランカ/パキスタン/アフガニスタン
CONTENTS
主要トピックス
アメリカとアジア――貿易摩擦の深刻化とインド太平洋戦略の模索―― / 松本 明日香
各国・地域の動向
大韓民国
日韓関係のさらなる悪化と経済低迷 / 奥田 聡、渡邉 雄一
モンゴル
人民党内の対立収束、フレルスフ首相の権力強化 / 湊 邦生
中国
習近平政権下の集権化と米中対立の全面化 / 熊倉 潤、山口 真美
香港特別行政区
大規模デモと政治危機の発生 / 倉田 徹
台湾
総統選挙候補の選出と強まる中国の圧力 / 竹内 孝之、池上 寛
ASEAN
インド太平洋構想の発表 / 鈴木 早苗
カンボジア
旧救国党勢力の分断とEBA適用停止問題への対処 / 初鹿野 直美
ラオス
党大会準備の本格化と経済の漸進的改革 / 南波 聖太郎
フィリピン
中間選挙で信任を得たドゥテルテ政権 / 鈴木 有理佳
マレーシア
与党希望連盟、政権発足2年目で苦境 / 谷口 友季子
シンガポール
次期総選挙に向けた具体的進展のなかでの一年 / 久末 亮一
インドネシア
ジョコ・ウィドド大統領の再選 / 川村 晃一、濱田 美紀
ティモール・レステ(東ティモール)
続く政治的混乱と住民投票20周年 / 亀山 恵理子
ミャンマー
内憂外患を抱えつつ、総選挙へ助走 / 長田 紀之
バングラデシュ
ハシナ政権連続3期目の船出 / 村山 真弓
インド
第17次連邦下院選挙と第2次モディ政権の成立 / 近藤 則夫、佐藤 創
ネパール
統合が進まない政府与党、国境をめぐるインドとの軋轢 / 佐野 麻由子
スリランカ
同時多発テロ後の大統領選挙でゴタバヤが当選 / 荒井 悦代
パキスタン
IMFからの財政支援が決定 / 井上 あえか、牧野 百恵
アフガニスタン
ターリバーンとの和平協議進展と大統領選挙実施 / 登利谷 正人