アジア動向年報

2016

アジアは大きく変化しています。『アジア動向年報』は変動するアジアの動向を一次資料にもとづいて分析し、アジア情勢理解のために基礎的な資料と分析を広く社会に提供することを目的にするものです。2016年版では、アジアの23の国・地域を網羅し、新聞、雑誌等の現地資料、現地調査にもとづき、2015年の動向を政治、経済、対外関係にわたって分析しています。また、各国・地域編に加え、「主要トピックス編」で、アジアとアメリカの関係、ロシアのアジア政策、アジアインフラ投資銀行の設立といったテーマをとりあげ、アジア情勢の総合的な把握も行っています。

アジア動向年報 2016

■ アジア動向年報 2016
■ 6,930円(本体価格 6,300円)
■ A5判
■ 622pp
■ 2016年5月31日

■ 各国・地域の動向 韓国/朝鮮民主主義人民共和国/モンゴル/中国/香港特別行政区/台湾/ASEAN/ベトナム/カンボジア/ラオス/タイ/フィリピン/マレーシア/シンガポール/インドネシア/ティモール・レステ(東ティモール)/ミャンマー/バングラデシュ/インド/ネパール/スリランカ/パキスタン/アフガニスタン

CONTENTS
主要トピックス
各国・地域の動向


朝鮮民主主義人民共和国
36年ぶりの党大会に向けた準備 / 中川 雅彦、柳 学洙


香港特別行政区
民主化の停滞と次なる目標の模索 / 倉田 徹


ASEAN
ASEAN共同体の設立を宣言 / 鈴木 早苗


マレーシア
ナジブ首相の巨額汚職疑惑にゆれる / 金子 奈央


ティモール・レステ(東ティモール)
アラウジョ新内閣の発足とマウック・モルックの死亡 / 井上 浩子


バングラデシュ
アワミ連盟政権,強権化と全方位外交の推進 / 日下部 尚徳