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IDEスクエア > (コラム)国際移動:アフターコロナをみすえて
第2回 マラウイ――コロナ禍での南アフリカからの移民の帰国(佐藤 千鶴子)
2022/9/14
新型コロナウィルス感染症は南アフリカに大きな被害をもたらした。同国はアフリカ大陸で最も多くの感染者と死亡者を出したのみならず、感染拡大を防ぐために2020年3月末から5月末まで実施された厳格な行動制限により220万の雇用が失われるなど、経済的にも大きな打撃を受けた。…
第1回 エチオピア――サウジアラビアからの帰還事業再開から見えたもの(児玉 由佳)
2022/8/1
エチオピアにおける新型コロナウイルス感染者数は、2021年12月をピークに減少し、2022年7月21日には新規感染者数が99人と比較的低いレベルとなっている。新たな変異種による感染再拡大の可能性はあるものの、とりあえず感染状況は沈静化しているといえよう。…
メディア掲載 > 東京新聞
オミクロン株出現は途上国支援不足のツケか 先進国目線の限界(佐藤 千鶴子)
2021/11/30
アフリカレポート > 特集 コロナ禍におけるアフリカの人々
コロナ禍におけるアジスアベバの若者の雇用――職業訓練校卒業生の追跡調査より――(福西 隆弘)
2021/6/29
筆者らは2019年よりアジスアベバで職業訓練校を修了した若者の追跡調査を実施しているが、2020年11月に追加調査を行い、新型コロナウイルスの感染拡大の前後における雇用と収入の変化を分析した。…
2020年コロナ禍のモザンビーク ――マプト都市圏のインフォーマルな越境貿易業者(ICBT)の 視点から―― (網中 昭世)
2021/6/17
本稿は、コロナ禍で活動を大幅に制限されたモザンビークの首都マプト都市圏のインフォーマルな越境貿易業者(ICBT)の視点を通じ、インフォーマル経済を取り巻く環境の急激な変化を捉えるものである。…
Spatial Propagation of COVID-19 in the Democratic Republic of Congo(コンゴ民主共和国における新型コロナウイルスの空間的拡散)(Otchia Christian Samen)
2021/3/30
本論文では、地区レベルのデータを利用して空間計量経済分析を行い、コンゴ民主共和国における新型コロナウイルスの感染拡大の状況を検討した。…
コロナ禍の南アフリカにおけるロックダウンの生活への影響――アフリカ諸国出身者に注目して――(佐藤 千鶴子)
2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延に対して、多くの国々が感染抑制を目的にロックダウンを導入した。…
ナイジェリアにおけるCOVID-19の経験――ロックダウン下において生起する暴力――(玉井 隆)
2021/3/16
本稿は、ナイジェリアにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が始まる2020年2月から、本稿執筆時である2020年10月を対象として、政府がどのようにCOVID-19に対応したのか、またそれが実施される現場において、人びとはなぜ、どのように暴力の被害を受けたのかを検討する。…
新型コロナ危機下のルワンダで難民が直面している問題(佐々木 和之)
2021/2/25
世界中の国と地域で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなか、8000万人を超える難民・避難民が、感染拡大の脅威と社会経済状況の悪化の影響により命の危険に晒されている。…
特集にあたって(福西 隆弘、佐藤 千鶴子、網中 昭世)
2019年末に中国の武漢で発生が報告された新型コロナウイルス感染症は、2020年3月、全世界に拡大してパンデミックとなった。…
IDEスクエア > (コラム)新型コロナと移民
第1回 湾岸アラブ諸国のエチオピア人労働者――脆弱な労働環境のなかで(児玉 由佳)
2020/8/31
エチオピアは、湾岸アラブ諸国に多くの出稼ぎ労働者を送り込んできた。特にサウジアラビアには国連のデータによると、15万人のエチオピア人の移住者がおり、アメリカへの移住者22万人に次いで多い。公式データでは捕捉できない非正規移民も多く、2017年3月の時点でサウジアラビアには…
IDEスクエア > 世界を見る眼
新型コロナウイルス感染症を通してみるモザンビーク社会(網中 昭世)
2020/7/6
モザンビークでは3月22日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最初の症例が報告されて以来、6月30日までに感染者数889人、死者6人が報告されている 。初期こそ報告される症例数は少なく、感染経路の特定が可能であったが、4月にクラスターが発生し、…