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韓国・北朝鮮を知るために

1950~60年代から現在まで、韓国・北朝鮮に関する資料を豊富に所蔵しています。現地出版のハングル資料はもちろんのこと、日本語資料も充実しています。なかでも、韓国の古書店から買い集めた社史・団体史は、貴重な資料です。そのほか、金日成著作集などの北朝鮮資料、韓国の経済発展を分析した学術資料なども所蔵しています。

事典

朝鮮韓国近現代史事典 : 1860-2014
金容権編著. –日本評論社, 2015.(請求記号 AEKR/32/C4)

現代という時代を正しく認識するためには、現代と対比しながら、過去をおさえておく必要がある。時々刻々と生起する歴史的事件と時代を画期する節目、そしてそれらに関わる重要人物、約1600項目(巻末付録含む)を編年的に編纂し、基本的な解説を加えた。1860年から2014年までの150年余の朝鮮韓国の歴史の流れを具体的に把握できる。

在日コリアン辞典
国際高麗学会日本支部. –明石書店, 2012.(請求記号 AEKR/325.2/Z17)

在日コリアンに対する日本人のイメージは変化しつつある。在日コリアンをテーマにした商業映画が数多く封切られ、本の世界でも、あらゆるジャンルで膨大な書籍が出版されている。この辞典は、在日コリアンの歴史、政治と経済、社会と文化など、日本人の最も身近な隣人である在日コリアンについて理解を深めてもらいたいという目的で編集された。在日コリアン100年の歩みを、ジャンルを超え、網羅的に記録しておきたいという思いが込められている。

韓国朝鮮を知る事典
伊藤亜人 [ほか] 監修. – 平凡社, 2014.(請求記号 AEKR/030.1/K1)

韓国、北朝鮮の自然、歴史、文化、そして、現在の政治・外交、産業・経済、日本との関係などを詳述している。資料編には「年表」、「文献案内」、「関連サイト案内」、「世界遺産」を掲載する。項目数1902項、図版159点、索引付きで、韓国、朝鮮がわかる本格的総合事典である。

動向分析

アジア動向年報
アジア経済研究所[編]. (請求記号 AA/3/Aj1)

全アジア諸国を国別に分析した定評ある年報。現地紙誌及び現地調査による的確な分析を基に、総論/国別概況/日誌/参考資料/統計資料など、重要項目を網羅する。1970年の創刊以来の全ての本文を、『アジア経済研究所学術研究リポジトリ』でオンライン公開しているほか、各年版に収録される「重要日誌」の検索システムをオンラインで提供している。

概説書

現代韓国を知るための60章
石坂浩一, 福島みのり編著. – 明石書店, 2014.(請求記号 AEKO/308/G1)

日韓国交正常化から半世紀が過ぎ、日韓の交流は増えている。事実に基づき深く知り、心を開いて交流すれば、出会いと協力の喜びはあるはずである。本書は、進んで韓国を研究しようとする読者を対象としている。韓国の政治、経済、社会、文化に関する学問的成果を踏まえつつ、わかりやすく叙述している。

解説韓国経済
高安雄一著. – 学文社, 2020.(請求記号 AEKO/33/K33)

本書では韓国経済を、「経済の規模・成長」、「企業・労働」、「国際金融・貿易」、「財政・社会保障」、「金融・物価」、「生活・社会」の6つに分け、それぞれ重要な項目を挙げ解説している。ありのままの韓国経済を伝えることに重点を置き、重要なデータをきちんと示すことで客観的な解説に努めた。

韓国経済の基礎知識
百本和弘著. –日本貿易振興機構 (ジェトロ), 2015.(請求記号 AEKO/33/Ni4)

本書は、韓国経済をめぐる幅広いテーマについて、わかりやすく解説している。構成は自由貿易協定(FTA)や韓中FTA、日韓貿易などの、貿易投資側面からの切り口を中心として、高度成長を遂げた韓国経済の奇跡や現在韓国が直面している少子高齢化や就業問題などの課題をとりあげている。

韓国現代政治の理解
孔義植, 鄭俊坤, 李鎔哲著. –芦書房, 2020.(請求記号 AEKO/32/K30)

韓国の近現代史は、封建的身分秩序の打破、反外勢、反権力という抵抗の歴史であった。こうした抵抗の歴史は、革命やクーデター、民主化闘争という激しい対立と抵抗によって表出された。本書では韓国の現代政治を、反民主勢力に対する民主勢力の闘争と抵抗プロセスととらえ、その枠組みに従って解説している。

入門書

韓国の暮らしと文化を知るための70章
舘野晳編著. – 明石書店, 2012.(請求記号 AEKO/30/K14)

韓国の暮らしにかかわる身近で興味深いエッセイが52人の専門家により、70項目にわたり紹介されている。地方への旅、冠婚葬祭、韓国料理、韓国ドラマ、K-POP、韓国語研修、受験戦争、文化遺産など、どれをとってもおもしろくてわかりやすい内容である。韓国をもう一歩深く理解してみようと思っている方にぜひ手に取ってってもらいたい1冊。

統計資料

ここでは、統計資料のうち代表的なものを紹介します。トピック別の統計資料は、調べ方案内 >統計情報の調べ方をご参照ください。
近年では各国の統計機関のウェブサイトにて、オープンアクセスになっている場合も多いです。ウェブサイト案内は、国立国会図書館のリサーチ・ナビをお勧めします。

韓国統計年鑑 (Korea Statistical Yearbook)
韓国統計庁. (請求記号 KOR.S/0A1)

韓国の国家統計局発行の基本統計年鑑。韓国の各機関で作成する主要統計約320種類を、20の主題別に整理して収録した総合統計誌。韓国語・英語併記。 <主な収録内容> 国土/人口/世帯、犯罪・安全、労働、賃金/物価、所得・消費・資産、保健/福祉、教育・訓練、文化・余暇、環境/科学・技術、エネルギー、 農林/水産、住居/建設、企業経営、鉱業・製造業、交通・物流/情報通信、卸売り、国民勘定、政府・財政、金融、貿易・国際収支(1952年版から所蔵)

인구주택총조사보고서(Population and housing census report)
韓国統計庁. (請求記号 KOR.S/1Ir)

日本語に訳すと人口住宅総調査報告書、すなわち人口センサス(国勢調査)。1925年から始まった人口センサスは国内に居住する韓国人、外国人の年齢と職業、居住地などを把握する国家の基本的な統計調査である。1990年の調査からは「人口住宅総調査」と呼ばれている。名前と生年月日など、基本的な情報は行政資料を活用して全数調査を行い、新たな社会問題に関連する質問は全所帯の20%を対象に標本調査で行う。韓国語・英語併記。

경제총조사보고서 (Report on the economic census)
韓国統計庁. (請求記号 KOR.S/1Ir)

日本語に訳すと経済総調査報告書、すなわち経済センサス。この報告書は、全産業の企業分布、雇用構造と経営実態を総合的に把握し、国家や地方自治体の政策樹立に必要な基礎資料を提供する。調査方法は、調査員が対象企業を訪問し調査表を作成する方法と、行政資料を活用する方法がある。調査項目は、企業名、所在地、事業分類、従業員数、賃金などの共通項目と、製品別出荷額、年間生産量、収益、営業時間などの特殊項目がある。韓国語・英語併記。

新聞

OPACにて、資料種別の”雑誌”を選び、キーワードに”newspapers”、言語に”kor”を入力して検索すると、当館で所蔵する韓国、北朝鮮で発行された新聞の一覧が表示されます。