調査研究
研究会一覧 2016年度
2016年度 研究テーマ：A-1-2
中東地域の政治的安定に果たすクルド問題の位置づけ（中東における国民国家モデルの溶解と新たな地域秩序の可能性（II） 分科会）
概要
一定のアイデンティティを有しながら独自の国家を持たないクルド民族は、周辺の主要国が国民国家モデルに基づく国家建設を進める過程で、それらの国々におけるマイノリティーとして保護と抑圧のせめぎあいの中に存在してきた。国民国家としてのイラク、シリアが破綻しつつある今、西アジア地域の国際情勢を理解にはクルド民族に関する理解が不可欠になりつつある。
期間
2016年4月～2017年3月
研究会メンバー
| [ 主査・幹事 ] | 佐藤 寛 |
| [ 委員 ] | 今井 宏平 |
| [ 委員 ] | 高橋 和夫 （放送大学） |
| [ 委員 ] | 山口 昭彦 （聖心女子大学） |
| [ 委員 ] | 勝又 郁子 （フリージャーナリスト） |
| [ 委員 ] | 森山 央朗 （同志社大学） |
| [ 委員 ] | 吉岡 明子 （日本エネルギー経済研究所） |
| [ 委員 ] | 貫井 万里 （日本国際問題研究所） |
研究成果
- 「シリア内戦とクルド民族主義勢力」アジ研ポリシー・ブリーフ No.84、2017年3月31日
- 「クルド人問題への多様なアプローチ：イラン・クルディスタン近況」アジ研ポリシー・ブリーフ No.83、2017年3月29日
- 「イラン・イスラーム共和国のクルド政策」アジ研ポリシー・ブリーフ No.82、2017年3月31日
- 「国境地帯のパワーバランス」アジ研ポリシー・ブリーフ No.81、2017年3月31日
- 「ロシア・トルコ関係とクルド問題」アジ研ポリシー・ブリーフ No.80、2017年3月29日
- 「イラク・クルディスタンの将来をめぐる議論」アジ研ポリシー・ブリーフ No.79、2017年3月29日
- 「クルド研究の現状と課題」アジ研ポリシー・ブリーフ No.78、2017年3月29日31日
- 「混乱する中東情勢安定化の鍵を握るクルド」アジ研ポリシー・ブリーフ No.63、2016年5月31日