調査研究
研究会一覧2024年度
麻薬密輸ルートにおける犯罪政治
概要
本研究会の目的は、とくに開発途上地域の「麻薬の密輸密売」を中心とした治安問題や犯罪政治に関し、ここ数十年で蓄積された先行研究をレヴューし、整理することである。そして、これまで何が解明され/依然されていないか、とりわけコロナ前後でいかなる変化が生じ、注目すべき課題として何が浮上しているかといった論点を明らかにする。こうした作業は、これまであまり注目されてこなかったが、近年のよりグローバルな麻薬密輸密売プロセス(生産、加工、流通、小売、資金洗浄)で存在感を増す国ぐに(例えばエクアドル、パラグアイ、チリ、ウルグアイ、トルコなど)の犯罪政治の今後を展望するのに資することになるだろう。
期間
2024年4月~2025年3月
研究会メンバー
※所属は研究会発足時のものです。
予定する研究成果
- 基礎理論研究会成果報告書