調査研究

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社会的保護と価値観:トルコの事例 (2019_2_40_005)

概要

本研究会では、社会的保護政策が国民の価値観とどのように関わっているかをトルコを事例に分析する。社会的保護政策は所得再分配効果や恩顧主義効果により、国民の価値観を変化させると考えられる。社会的保護が2000年代に拡充されたトルコにおいて、(1)国民はどのような「権利・恩恵」認識を持ち、その認識は価値観とのように関わっているのか、(2)社会的保護政策の効果は、客観的、主観的厚生指標のどちらにより強く表れ、政権支持にどのような影響を及ぼすのか、(3)社会的保護政策への支持はどのような価値観に規定されているのかを明らかにする。

期間

2019年4月~2021年3月

研究会メンバー
[ 主査・幹事 ] 間 寧
[ 委員 ] 村上 薫
[ 委員 ] 今井 宏平
研究成果
  • 外部投稿(IDE Research BulletinおよびDiscussion Paper)