調査研究

研究会一覧 2016年度

2016年度 研究テーマ:A-1-3
イエメン問題の沈静化方策とアラビア半島への波及効果(中東における国民国家モデルの溶解と新たな地域秩序の可能性(II) 分科会)

概要

2015年2月のホーシー派の武力的制圧に伴ってイエメンの暫定政権は首都サナアを追われ、同年3月にはサウジアラビアを中心とする「有志連合軍」が暫定政権を支援する目的で空爆を開始して以降、諸勢力による混乱は一層複雑化している。とはいえ国連等の仲介や国民の厭戦感もあって、対立する諸派の間で和平への道筋が模索されており、本研究ではこの和平への現実的な道筋を分析すると同時に、イエメン問題が周辺国特にアラビア湾岸諸国(GCC)の政治的安定にどのような影響をもたらするのかについても視野に入れた分析を行う。

期間

2016年4月~2017年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 佐藤 寛
[ 幹事 ] 石黒 大岳
[ 委員 ] 齋藤 純
[ 委員 ] 川嶋 淳司 (放送大学)
[ 委員 ] 辻上 奈美江 (東京大学)
[ 委員 ] 掘抜 功二 (日本エネルギー経済研究所)
[ 委員 ] 野中 亜紀子 (ジャパンプラットフォーム)
研究成果