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採用・募集情報

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ライブラリアンインタビュー

能勢 美紀(2015年入所 学術情報センター図書館情報課)

――ライブラリアンの仕事の内容を教えてください。

アジ研のライブラリアンにはそれぞれ担当する地域があり、私は中東・北アフリカと中央アジアを担当しています。担当地域に関連する資料の選書・収集に携わるとともに、レファレンス(資料についてのお問い合わせ)にも対応しています。

――ライブラリアンとして心がけていること、やりがい、モチベーション、むずかしさなどは何ですか。

選書・収集とレファレンスの2つの仕事は、ライブラリアンとしてとてもやりがいのある仕事です。一方で、専門性が問われるため、現地の情勢や研究動向、資料事情などについての情報を日々アップデートするよう心掛けています。
選書・収集については、日本国内はもとより、欧米諸国、そして現地で刊行されている資料の選書・収集に携わることができることが、アジ研のライブラリアンならではの仕事です。特に現地で刊行される現地語の資料の選書・収集においては、現地の書店とのやり取りを含めて、自身の現地語の能力や専門知識を活かせる機会であり、日本では入手が難しい資料を購入できた時はとてもうれしいです。
またレファレンスについても、現地語でしか情報が得られない場合や現地語の情報の方が豊富である場合が多々あります。難しいお問い合わせの場合は時間もかかり、とても苦労しますが、資料についての知識と検索能力、そして地域についての知識を活かすことができるため、ライブラリアンとして大きなやりがいを感じます。

――どのような図書館にしたいか、それに向けてどう貢献していきたいかを教えてもらえますか。

すでに退職されたライブラリアンの方から、図書館の利用者が「こういった分野の研究がしたいな」と思ったときに、すでにアジ研図書館に研究に必要な資料が揃っているのが理想である、というお話を伺ったときのことが強く印象に残っています。日々の選書業務では、つい現在の研究動向や著名な研究者の論文・著作などに目が行きがちですが、興味深い論文や若手研究者、現地の研究事情などにも気を配り、「必要とされる資料・情報が常にある」図書館にしていきたいと思っています。ただ、物理的な資料を必ずしもすべてそろえる必要はなく、必要な資料がどこにあるのか、という情報をライブラリアンが把握し、利用者に提供できることが重要だと思います。アジ研図書館には、各地域・分野の専門的なライブラリアンがそろっており、彼らから日々学びながら多地域・多分野の資料情報を収集し、アジ研図書館に貢献したいと思います。

*肩書はインタビュー当時のものです。