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桑森啓編『アジア国際産業連関表――延長推計と国際生産ネットワーク分析への応用――』

学術書

CC BY-ND

アジア国際産業連関表――延長推計と国際生産ネットワーク分析への応用――

著者/編者

桑森啓

出版年月

2022年3月

ISBNコード

978-4-258-04649-2

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内容紹介

内容紹介

近年、国際的な生産ネットワークの拡大・深化を分析するデータとして、国際産業連関表に対する注目が高まっている。本書では、より直近の国際産業連関表データの利用を可能にするための延長推計の方法について検討するとともに、アジア国際産業連関表の延長推計を行って国際生産ネットワークの分析を行った。新たなデータを用いた分析に加え、汎用性の高い延長推計方法の提示により、さまざまな国際産業連関表データの整備や分析に資することが期待される。

目次

まえがき

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序章 本書のねらい

著者:桑森 啓

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第1章 アジア国際産業連関表の延長推計方法

筆者:桑森 啓

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第2章 2015年アジア国際産業連関表の延長推計

著者:桑森 啓・玉村 千治

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第3章 東アジア諸国産業におけるGVCの基礎構造とその変化

筆者:玉村 千治

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第4章 アジアにおける国際サプライチェーンの構造――上流度・下流度指数の計測――

筆者:桑森 啓

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まえがき

まえがき

本書は、国際産業連関表の延長推計方法について検討するとともに、より直近のアジア国際産業連関表を作成し、アジア太平洋地域における国際生産ネットワークの分析を行うことを目的としている。
近年、グローバル・バリュー・チェーン(Global Value Chain)と呼ばれる生産プロセスの国を跨いだ国際分業の進展や、グローバル・サプライチェーン(Global Supply Chain)と呼ばれる企業による原材料の調達から生産・販売に至る国際的な供給網の最適化など、国際的な生産ネットワークの拡大・深化に伴い、これらの現象を分析するデータあるいはツールとして、国際産業連関表に対する注目が高まっている。
アジア経済研究所では、1970年代からアジア太平洋地域を対象とした国際産業連関表を作成・公表しており、この地域における国際生産ネットワークの分析に広く利用されてきたが、2013年に2005年を対象とするアジア国際産業連関表を公表して以降、表の作成は行われておらず、近年の国際生産ネットワーク変化を分析することはできない。近年では国際機関や欧米の研究機関によって、より大規模かつ直近の国際産業連関表の作成が行われるようになったが、機関ごとに対象とする国・地域や部門分類、利用可能な年次などが異なっており、アジア国際産業連関表を完全に代替することは難しい。
このような背景から、本書では、より直近の国際産業連関表を延長推計する方法について検討するとともに、実際にアジア国際産業連関表の延長推計を行って国際生産ネットワークの分析を行った。新たなデータを用いた分析に加え、汎用性の高い延長推計方法の提示により、さまざまな国際産業連関表データの整備や分析に資することが期待される。
なお、本書の審査過程において、匿名の所内レフェリーからは、丁寧かつ有益なコメントを頂いた。記してお礼申し上げる次第である。また、本書の編集作業においては、成果出版課の池上健慈氏に大変お世話になった。併せて感謝申し上げたい。


編者