ラオス人民革命党第10回大会と「ビジョン2030」

情勢分析レポート

No.28

ラオスは順調に経済発展を遂げている一方で、汚職や格差などの経済発展の負の側面が拡大し、国民の党への信頼が低下している。2016年1月の第10回党大会で提示された党の現状認識と今後の長期戦略である「ビジョン2030」を分析し、今後のラオスを展望する。

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■ ラオス人民革命党第10回大会と「ビジョン2030」
山田 紀彦 編
■ 1,540円(本体価格 1,400円)
■ A5判
■ 2017年1月30日
■ ISBN978-4-258-30028-0

CONTENTS

はじめに
第1節 政治状況
第2節 経済状況
おわりに

はじめに
第1節 第9回党大会以降の状況に対する党の認識
第2節 今後の国家建設方針
おわりに

はじめに
第1節 第10回党大会前の県知事、中央国家機関人事
第2節 党大会代表の属性
第3節 党指導部人事
第4節 政府人事とトーンルン首相の政権運営
おわりに

はじめに
第1節 第7次5カ年計画(2011~2015年)の成果
第2節 ビジョン2030、10カ年開発戦略、第8次5カ年計画
第3節 ビジョン2030の達成可能性
むすび

はじめに
第1節 第10回党大会と社会政策分野
第2節 教育政策
第3節 「公民教育」とカイソーン・ポムヴィハーン
おわりに

はじめに
第1節 県議会復活の背景と役割
第2節 選挙過程
第3節 候補者の属性分析と結果
おわりに