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『クルド問題―非国家主体の可能性と限界』

他社で出版した研究成果

岩波書店

「アラブの春」を発端とする紛争勃発から10年。主権国家の秩序がいっそう揺らぎ、非国家主体の影響力が増すなかで、その代表的存在であるクルド人勢力についての学術研究はいまだに手薄い。地域研究、国際関係論、政治学の方法論を駆使して世界最大規模の国を持たない民族、クルド人の実像に迫り、クルド問題研究のフロンティアを切り拓く。

『クルド問題―非国家主体の可能性と限界』

■ クルド問題―非国家主体の可能性と限界
今井 宏平
■ 3,960円(本体価格 3,600円)
■ 164pp
■ 2022年2月
■ ISBN978-4-00-022646-2

Contents

はじめに/今井宏平

第1章 クルド人リーダーたちの肖像――バールザーニー親子、ターラバーニー、オジャラン/今井宏平、吉岡明子、青山弘之
第2章 イラク・クルディスタン地域の国家性――未承認国家論からの検討/吉岡明子、廣瀬陽子
第3章 シリアにおける移行期正義の限界と可能性――クルド民族主義組織PYDによる自治の試み/青山弘之、阿部利洋
第4章 クルディスタン労働者党(PKK)のリクルート方法――なぜ人材を確保し続けてこられたのか/今井宏平、岡野英之
第5章 イランにおけるクルド民族主義組織の動向と外部アクターの影響――非対称的関係から見る地域の不安定化要因/今井宏平、辻田俊哉

おわりに/今井宏平

あとがき/今井宏平