〈米中新冷戦〉と中国外交――北東アジアのパワーポリティクス――

他社で出版した研究成果

白水社

「一帯一路」の主導権は果たして中国にあるのか? ポスト冷戦期のユーラシア大陸を新冷戦と中国外交から眺めた新たな知の羅針盤。

■ 〈米中新冷戦〉と中国外交――北東アジアのパワーポリティクス――
松本 はる香 編著
■ 2,640円(本体価格 2,400円)
■ 262pp
■ 2020年9月28日
■ ISBN978-4-560-09789-2

Contents

序章 習近平政権をめぐる国際関係/松本 はる香

第1章 対立が先鋭化する米中関係――「米中新冷戦」の幕開けか/松本 はる香

第2章 再構築へ動きだした日中関係――米中パワーバランスの変化の影響のなかで――/佐々木 智弘

第3章 同床異夢の中朝関係――北朝鮮の核開発問題をめぐる齟齬――/堀田 幸裕

第4章 中ロ蜜月の主導権――「一帯一路」構想と新疆問題のもたらす影響――/熊倉 潤

第5章 顕在化する米中覇権争いと中台関係――翻弄されたのは中国か台湾か――/竹内 孝之

第6章 転換期にある「一帯一路」構想と経済外交――日中経済関係の新展開は可能か――/大西 康雄

終章 「米中新冷戦」と中国外交の行方/松本 はる香