「個人主義」大国イラン ——群れない社会の社交的なひとびと——
他社で出版した研究成果
平凡社新書
成員個々の力の総和以上を効率的に実現すること、それを可能にするのは連携・協力のための組織化である。だから、組織に属し、組織に従うのは当たり前——このニッポンの常識は、イランでは通用しない。 ひとびとはみな独立独歩を好み、非効率など意に介さず、いたるところで猛烈な社交力を発揮して交渉する。 群れないけれどけっして孤独ではない「個人主義」、こことはまるで別の社会、別の生き方を提示する。
■ 「個人主義」大国イラン ——群れない社会の社交的なひとびと——
■ 岩﨑 葉子 著
■ 924円(本体価格 840円)
■ 新書判
■ 271pp
■ 2015年9月
■ ISBN978-4-582-85786-3
CONTENTS
はじめに
第1章 グローバリズムの蚊帳の外
1 コミュニケーションの達人
2 ふたたびテヘランに住む
3 イランという国
4 調査のフィールド
5 競争万歳
第2章 「一人でもできる」システム
1 公私混同のフィールド・ワーク
2 大アパレル産地テヘラン
3 ナマーヤンデにおまかせ
4 零細企業でも売れるわけ
5 凝り性社長のオートクチュール
第3章 テヘラン暮らし
1 自力本願
2 旅の思い出
3 サモワールの午後
4 出稼ぎものがたり
第4章 ひとヤマ当てに広州へ
1 調査の恩人
2 新しいブールスの出現
3 意外な参入者
4 行ってみた中国
5 華麗なる転身
第5章 開かれた市場
1 やすやすと市場参入
2 サルゴフリーを買って実業界進出
3 商人気質
4 レサーレ探し
第6章 頼られてこそ、人生だ
1 縁の結ぶ世の中
2 迷惑かけるべし
3 バーグでお茶を
4 モナの夫婦善哉
おわりに
文献紹介
あとがき
