イベント・セミナー情報
アジア経済研究所 オンライン講座
連続オンラインセミナー 「途上国の環境問題を多様な分野から理解する」
第1回「脱炭素」
募集は締め切りました
※本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。
アジア経済研究所では、地域研究、開発経済、法・制度、国際交渉・国際協力など様々な観点から、『環境』というテーマに取り組んできています。このたび、研究所内外の講師による、『途上国における環境問題』をテーマとしたオンライン連続セミナーを、2022年10月から12月にかけて毎月1回のペースで計3回開催します。連続オンラインセミナーの第1回では「脱炭素」をテーマとして取り上げ、講演およびパネルディスカッションを行います。皆様のご参加をお待ちしています。
開催日程
2022年10月13日(木曜)13時30分~15時30分(予定)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。
会場
オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
ウェビナーご利用条件・免責事項
お申込みの前に、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。
プログラム
開催時間 | 講演テーマ/内容 | 登壇者名 | 登壇者所属 |
---|---|---|---|
13:30~13:40 |
はじめに:環境連続セミナーについて | 小島道一 | ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員 |
13:40~14:00 |
気候変動の国際交渉と大国間競争(仮) 国際社会は、国連の下で毎年締約国会議(COP)を開くなど、気候変動問題に対処する方針を議論している。これまでに結ばれた重要な決議と条約の背景には、アメリカと中国をはじめとする大国間の駆け引きがあった。講演ではこの点に焦点を当て、更に米中競争が激化するなか、気候変動問題が再び対立の緩衝材になり得るのか、それとも脱炭素分野において技術面で競争が激しさを増していくのかについて考察する。 |
鄭方婷 | ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センター 法・制度研究グループ |
14:00~14:20 |
脱炭素の現状把握—グローバル・バリューチェーンの視点から(仮) 気候変動による影響は人類が直面する共通かつ緊急の課題である。対処法としての脱炭素やカーボンニュートラル策を打つため、国、企業、個人といった経済主体は一堂に会し、国際協力をしなければならない。本講演では、グローバル・バリューチェーンの視点から、価値の創造に伴い、発生する温暖化ガスを、貿易と投資ルートごとに追跡し、生産者と消費者の両ベースで各国が負うべき責任を検討し、グリーンなバリューチェーンガバナンスの在り方を示唆する。 |
孟渤 | ジェトロ・アジア経済研究所開発研究センター 主任調査研究員 |
14:20~14:40 |
途上国のエネルギーと開発—求められる現実的な気候変動対策(仮) 2021年開催のCOP26の終盤、インドが石炭火力の『段階的廃止』に強い異議を唱えたことが表すように、途上国にとって気候変動対策と開発(経済発展)との間には矛盾が存在する。途上国は気候変動対策をどう進めるべきか、折しも昨年来、世界的にも化石燃料の消費量が増加に転じ、急速に進められてきた脱炭素の見直しが進む背景についても分析しながら、現実的な気候変動対策のあり方について考えを述べる。 |
堀井伸浩 | 九州大学経済学研究院准教授 |
14:40~14:50 |
休憩 | ||
14:50~15:30 |
パネルディスカッション | 登壇者全員 (モデレーター:小島道一) |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
参加費
無料
関連リンクのご案内
【IDEスクエア おしえて!知りたい!途上国とSDGs】
「目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに――経済発展に役立つエネルギーを取り戻せ」 堀井 伸浩
「目標13 気候変動に具体的な対策を――「カーボン・ニュートラル」に向けて何ができるのか?」 鄭 方婷
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
E-mail:seminar