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開催報告
国際シンポジウム「独立50周年を迎えたパプアニューギニアの持続可能な開発と協力」
ジェトロ・アジア経済研究所は、9月10日に、「独立を迎えたパプアニューギニアの持続可能な開発と協力」と題する国際シンポジウムを開催しました。本イベントは、日・パプアニューギニア外交樹立50周年記念事業として実施しました。天然ガスを中心とする資源輸出国としても注目を集めつつあるパプアニューギニアについて、持続可能な発展を実現するための課題や気候変動対策を含む規制環境の現状について考察しました。
基調講演では、パプアニューギニア国立研究所の所長オズボーン・サニーダ氏より、同国の持続可能な開発のための戦略や課題について講演をいただきました。パネルディスカッションでは、同国の地政学的な重要性や大国との関係性、日本とパプアニューギニアとのビジネスの現状と展望、公衆衛生の課題と取り組み等を取り上げました。参加者の方々からも、「米中などの大国との関係性とパプアニューギニアの重要性が理解できた」、「パプアニューギニアと日本との関係について学び、ビジネス企画のための人的ネットワークを築くことができた」等のコメントをいただき、同国への関心の高さが感じとれました。
このページでは、シンポジウムでの基調講演やディスカッションの動画を公開しています。ぜひご覧ください。
シンポジウムの概要
開催日時:2025年9月10日(水曜)14:00~17:00
会場:ジェトロ本部5階ABC会議室
主催:ジェトロ・アジア経済研究所
後援:国際機関 太平洋諸島センター、日本パプアニューギニア協会
プログラム |
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開会挨拶
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来賓挨拶
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趣旨説明
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基調講演「パプアニューギニアの持続可能な開発:計画、戦略及び課題」
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パネル報告①「インド太平洋の結節点としてのパプアニューギニアの重要性」
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パネル報告②「日本・PNG間のビジネスの現状と今後の展望―PICの活動を通して」
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パネル報告③「山岳地域における公衆衛生の課題と取り組み~部族・氏族を想う伝統が引き起こす大きなちから~」
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パネルディスカッション・質疑応答
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※2025年9月10時点の役職
開会挨拶
村山 真弓(ジェトロ・アジア経済研究所 理事)
来賓挨拶
辻 尚志 氏(日本パプアニューギニア協会 理事)
趣旨説明 (8分13秒)
今泉 慎也(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター長)
基調講演「パプアニューギニアの持続可能な開発:計画、戦略及び課題」 (40分14秒)
Dr. Osborne Sanida (Director, Papua New Guinea National Research Institute (PNG NRI))
パネル報告①「インド太平洋の結節点としてのパプアニューギニアの重要性」(29分24秒)
黒崎 岳大 氏(東海大学 観光学部 准教授)
パネル報告②「日本・PNG間のビジネスの現状と今後の展望―PICの活動を通して」(23分30秒)
斎藤 龍三 氏(国際機関 太平洋諸島センター(PIC)所長)
パネル報告③「山岳地域における公衆衛生の課題と取り組み~部族・氏族を想う伝統が引き起こす大きなちから~」(20分33秒)
寺田 美和 氏(特定非営利活動法人HANDS プロジェクト・マネジャー)
パネルディスカッション・質疑応答 (38分)
モデレーター:鄭 方婷(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究 センター法・ガバナンス研究グループ)
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お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel: 043-299-9536 Fax: 043-299-9726
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