調査研究

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ASEAN Centralityの比較研究(2020_2_40_021)

概要

ASEAN Centrality(ASEANの中心性)とは、アジア太平洋の国際関係においてASEANの制度が果たした役割を説明する概念である。しかしながら、ASEAN Centralityに関する既存文献は、ASEANがcentralityを有しているのか十分な考察を行えていない。その根本的な理由は「比較」の視点がないからである。本研究の目的は、ASEAN Centralityと呼ばれる概念を普遍化し、アジア(および他地域)における地域協力制度を理解するための理論的枠組み構築を目指すと同時に、その普遍化された概念を用いて比較研究を行うことで、(ASEAN) Centralityの概念を再検討することである。東南アジア10ヶ国が参加するASEANと、そのうち5ヶ国が参加するメコンのcentralityを比較する。必要に応じて他地域(欧州、アフリカ)との比較も行う。

期間

2020年4月~2022年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 浜中 慎太郎
[ 幹事 ] 青木 まき
研究成果
  • 外部投稿(IDE Research BulletinおよびDiscussion Paper)