調査研究

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船員大国フィリピン:労働力送り出し政策形成過程の分析 (2018_2_40_023)

概要

本研究は、世界有数の船員供給国であるフィリピンを事例に、労働力送り出し国における政策・制度形成過程を分析する。具体的には先進海運国における船員不足などグローバルな船員労働市場の変化に対応しつつ、フィリピンが船員養成、海外就労支援および法的保護に係る政策と法をどのように変化させてきたかを分析し、フィリピンがどのようにして世界最大の船員供給国となり得たのかを明らかにする。分析にあたっては、国際機関等によるグローバルな規範形成とローカルな制度構築との相互関係や、船員養成等において先進国ドナーや民間アクターの役割についても着目していく。

期間

2018年4月~2020年3月

研究会メンバー
[ 主査・幹事 ] 知花 いづみ
[ 委員 ] 今泉 慎也
[ 委員 ] マラグタス・アマンテ(フィリピン大学教授)
研究成果
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