調査研究

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アジア諸国における障害者の法的能力――法の下の平等をめざして―― (2018_2_40_022)

概要

本研究は、国連障害者権利条約に照らしつつ、アジア諸国における障害者の法的能力の位置付けとその課題を明らかにすることを目的とする。法の下の平等は、人権の基本的な原則であり、他の人権内容を行使するためにも不可欠である。しかし、歴史的に、障害者の法的能力は否定されてきたこともあり、条約は、締約国に、法的能力の行使に必要な支援の提供を要請するなど、パラダイム転換を求めている。研究では、各国固有の状況を明らかにするとともに、比較分析によりアジア地域の共通課題の発見に努める。

期間

2018年4月~2020年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 小林 昌之
[ 委員 ] 森 壮也
[ 委員 ] 池原 毅和(東京アドヴォカシー法律事務所所長(弁護士))
[ 委員 ] 崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐)
[ 委員 ] 西澤 希久男(関西大学政策創造学部教授)
[ 委員 ] 浅野 宜之(関西大学政策創造学部教授)
[ 委員 ] 長瀬 修(立命館大学衣笠総合研究機構教授)
研究成果
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