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研究者のご紹介

小林 昌之

小林 昌之 KOBAYASHI Masayuki

小林 昌之 KOBAYASHI Masayuki
[所属・役職] 新領域研究センター ・主任調査研究員
[専門分野] 障害法、中国法、国際法
[email] Masayuki_Kobayashi E-mail
研究者情報(学歴・経歴・業績一覧)
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研究歴

1989年にアジア経済研究所に入所し、当初は主として比較法的視点から中国法の研究に取り組み、共同研究の形で、アジアに共通する課題の分析に努めてきました。これらには、アジアの司法改革、紛争処理制度、市場経済化、民主化、法と開発、といったテーマが含まれます。この間、1993年から1995年に中国社会科学院法学研究所、その後、2003年から2005年までワシントン大学ロースクール・アジア法センターに客員研究員として滞在し、中国では現地感覚を養い、米国ではアジア法研究の理論を学んできました。最近は、同僚とともに「障害と開発」研究に取り組み、法学的アプローチから、開発途上国における障害者の貧困や人権などの問題を研究しています。

現在取り組んでいるテーマ

2006年に国連で採択された障害者権利条約は、障害の社会モデルに立脚し、国際規範として、障害者が他の者との平等を基礎として諸権利を確保できるよう締約国に求めています。WHOと世界銀行は、障害者は総人口の15%を占め、その80%は開発途上国に住んでいると推計していますが、8億人以上の障害者の問題は不可化されたままであるという危惧が問題意識としてあります。現在取り組んでいる研究は、条約を基準として、アジアにおける障害者の権利確立の実態と課題を明らかにするというものです。労働、教育など単一の法分野だけでなく、いわゆる「複合差別」が存在する女性障害者にも焦点を当ててきました。進行中の課題としては、「アジアにおける障害者の政治的権利」、「開発途上国のろう社会における社会資本資源としての手話」などの研究があります。

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