調査研究

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開発途上国における工業化と脱工業化(2017_1_40_007)

概要
開発経済学において経済成長のエンジンは工業化であると長らく考えられてきた。しかし、世界経済を全体としてみると製造業の雇用者数は実は過去数十年間さほど変化しておらず、また開発途上国のなかでも工業化が進む国と経済発展の初期段階で脱工業化がはじまっている国とが存在し、そのことが21世紀に入ってより顕著になっているとする議論がある。はたして早期の脱工業化は本当に起こっているのか、起こっているとしたらなぜか、そのような現象が起こっている国・地域とそうでない国・地域とを分ける条件やメカニズムはなにか、工業化は経済発展において21世紀においても重要であり続けると考えられるのか、などについて、先行研究とデータの基礎的な整理検討を行い、将来の本格的な研究につなげたい。
期間

2017年4月~2018年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 佐藤 創
[ 委員 ] 桑森 啓


研究成果
  • 調査研究報告書
  • 基礎理論研究会成果報告書