早川和伸(国際経済学)の10月

2019年10月1日

よく共同研究をする大学研究者から、関税データを欲しいと言われたため、必要としているデータ部分を抜き出して送る。8年前に、半年間、毎日作業して作った関税データベース。当時は夢の中でも作業していた……。その後4年に1度アップデータ作業を行っている。アップデートも1カ月近くかかるが、そういえば今年度がそのアップデート作業の年であることに気づく。とりあえず気づかなかったことに……。

2日

自身が代表となっている科研費のプロジェクト、第2メコン友好橋に関する分析結果の整理。

3日

健康診断の日。看護師さんがびっくりするほど、腹囲が……。

4日

大学のセミナーで、輸送費と関税の関係に関する研究報告。もちろん、セミナー後は飲み会。

7〜8日

中国からの輸入が日本の雇用に与える影響に関する論文の修正作業。細かいところのチェックなので、苦痛……。

9日

共同研究をしている大学研究者ら2人と、どうしても物理的に3人とも集まれる日が見つからなかったので、Skypeで打ち合わせ。便利な世の中になった。

10日

アジ研における2020年度研究会の課題提案の締め切り日。来年度は自身で研究会を立ち上げることにし、研究会の予定内容を提出。東アジアおよび東南アジア各国から1名ずつ参加してもらい、各国において貿易自由化(関税低下)が各種経済に与えた影響を分析する研究会を立ち上げることに。

11日

ぼんやり過ごす。よく仕事を振ってくるインドネシアの研究者に、「こっちはとくに用事ないけど、何か話したいことある?」と無駄メールを送る。

13日

去年まで赴任していたシンガポールの研究所のカウンターパートが家族とともにプライベートで来日。家族ともども会食し、友情を深める。初めて食べたエイヒレの炙りにハマった模様。次回会う際にはお土産はエイヒレにしようと思う。

15日

某国際機関の友人が11月に来日した際に、アジ研でセミナー報告したいとのことなので、セミナーのアレンジ。と言いつつ、セミナー日は自分が出張中であることに気づいたため、当日の進行は同僚に頼むことに。

17〜27日

タイ・ラオス出張。第2メコン友好橋に関する実地調査であり、タイのムクダハンおよびラオスのサワナケートを訪問。推定結果をどう解釈すべきか分からず、現地の政策担当者や商工会議所、NGOなどを訪問し、推定結果の真意を探る。橋の前にてプロジェクト・メンバー全員(日本人2名、タイ人1名、ラオス人1名)で記念撮影。

写真:橋の前にてプロジェクト・メンバー全員(日本人2名、タイ人1名、ラオス人1名)で記念撮影

28〜31日

シンガポール出張。シンガポールに到着してホテルの部屋に入って早々、人生初のギックリ腰に。動いた方が治りが早いというネット情報を信じ、頑張って共同研究者のところまで通う。帰りのフライトは当然、地獄……。