アジア諸国の司法改革  

経済協力シリーズ

No.198

司法の独立という根本問題をはじめとして、司法における腐敗の根絶、法曹の養成、裁判の迅速化、ADRの活用などを課題とするアジア諸国の司法改革について分析する。

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■ アジア諸国の司法改革
小林昌之今泉慎也 編
■ 3,300円(本体価格 3,000円)
■ A5判
■ 276pp
■ 2002年3月
■ 品切れ

CONTENTS

はしがき / 小林昌之、今泉慎也

序論 / 小林昌之、今泉慎也

 はじめに
 I 社会主義体制下の司法制度
 II 新体制の発足と司法制度整備の課題
 III 新体制下における司法制度の概要
 IV 今後の課題

 はじめに
 I 人民法院改革の必要性
 II 人民法院改革の目標
 III 人民法院改革が堅持すべき原則
 IV 裁判方式の改革
 V 裁判官制度の改革
 VI 裁判監督制度の確立
 おわりに

 はじめに
 I カンプチア人民共和国(1981年)憲法下での司法の再建
 II カンボジア国(1989年)憲法下での司法の整備
 III カンボジア王国(1993年)憲法下での司法改革
 おわりに

 はじめに
 I 1997年憲法と裁判制度
 II 司法裁判所の基本的枠組みと特質
 まとめ

はじめに
 I 本章の射程
 II フィリピンの司法制度
 III 司法制度が抱える問題点
 IV 司法制度改革の方法:教育と紀律
 おわりに

 はじめに
 I 普通裁判所
 II 属人法裁判所
 III 司法審査権
 IV 司法権の独立
 V 法律家
 まとめ

 はじめに
 I インドネシア司法の歴史および改革全体における司法改革の位置
 II 司法権改革
 III 裁判所改革
 IV 既存の裁判手続以外の紛争処理手続の多様化
おわりに

 はじめに
 I インドの司法制度について
 II 民事訴訟手続の改革
 III 裁判外紛争解決の発展
 おわりに