アフリカ経済実証分析  

日本におけるアフリカ経済研究のフロンティア。経済学者とアフリカ学者の共同プロジェクトの成果で、地域研究の手法をふまえつつ計量実証分析に挑んだ。

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■ アフリカ経済実証分析
■ 平野 克己  編
■ 4,400円(本体価格 4,000円)
■ A5判
■ 360pp
■ 2005年3月
■ 品切れ

CONTENTS

第1節 地域研究の生まれ出ずる悩み
第2節 "実証"するということ
第3節 本書の構成
おわりに

はじめに-アフリカの「緑の革命」
第1節 西アフリカのコメ生産
第2節 調査地の概要と調査手法
第3節 稲作農家の採用技術と生産性
第4節 ブアケ市周辺への技術普及
おわりに

はじめに
第1節 問題の所在-世界の中におけるアフリカの人口増加と穀物生産
第2節 アフリカの国家と穀物生産停滞のメカニズムについての仮説
第3節 政府の農業向け資源配分と技術変数
第4節 農民による農業革新技術の受容
結論

はじめに
第1節 低雇用と高賃金
第2節 高食料価格
結語 非成長の悪循環

はじめに
第1節 直接投資理論の視角
第2節 南アフリカの対外直接投資
第3節 南アフリカ企業による対アフリカ投資行動の分析
むすび

はじめに
第1節 ケニアおよびバングラデシュの縫製産業
第2節 生産性コストの比較
第3節 総要素生産性と取引環境の比較
むすび
付録 企業調査の基本統計

はじめに
第1節 BMI指標についての検討
第2節 エチオピア・アムハラ州におけるBMIの検討
おわりに

はじめに
第1節 「小国」の定義と分布
第2節 輸出商品集中にみられるアフリカ地域特性
第3節 「小国仮説」の検証とアフリカ地域特性
終節 アフリカにおける「小国仮説」の妥当性とその意味

はじめに
第1節 持続可能性指標としての真正(調整)貯蓄
第2節 アフリカの持続可能性指標
むすび-持続可能性指標の課題