東アジアの人文・社会科学における研究評価――制度とその変化――
アジ研選書
No.55
研究をどう評価すべきか。たとえば、本1冊と論文3本では、どちらを高く評価するのか。こうした問題に興味をもつならば、本書から東アジアの人文・社会科学の取組みを知ってほしい。
■正誤表
CONTENTS
第1章 韓国――大学の国際化と評価への期待と葛藤―― / 二階 宏之
コラム1 インドネシア 理想と現実の間 / アブドゥル・ハミット
コラム2 インド 横行する粗悪なジャーナル / アルップ・ミトラ
第3章 香港――多様な研究成果の受容と「国際」基準による評価―― / 狩野 修二
第4章 中国――世界水準と「中国の特色」―― / 澤田 裕子
コラム4 オランダ プログラムベースの科学技術政策は社会科学研究の流れを考えたのか / マルヨライン・ファン・グリータイゼン