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中国チャイナファクターの政治社会学――台湾への影響力の浸透――』

他社で出版した研究成果

白水社

中国は世界第二の規模となった経済力と、強大な軍事力によって、台湾に対する統一攻勢をしかけている。中国による軍事力に頼らない「台湾回収工作」は、水面下でのさまざまな経路や方法を用いて台湾を懐柔・誘導しようとするものだ。本書は、政治から経済、観光から宗教まで、日常生活のいたるところに浸透しながら、実態をとらえがたい〈中国(チャイナ)ファクター〉のありようを探ると同時に、台湾社会の側からの反作用についても論じる。

■ 中国(チャイナ)ファクターの政治社会学――台湾への影響力の浸透――
川上 桃子 編・監訳、呉 介民 編、津村 あおい 訳
■ 2,640円(本体価格 2,400円)
■ 284pp
■ 2021年6月25日
■ ISBN978-4-560-09852-3

Contents

第1章 台湾における「中国チャイナファクター」―その作用と反作用

第2章 中国人観光客のポリティカルエコノミー

第3章 台湾で「一つの中国」を演じる―中国人団体観光ツアーの政治民族誌

第4章 宗教を通じた統一戦線工作―媽祖信仰の両岸ネットワークの分析

第5章 進撃の「紅い資本」―中国企業の台湾投資ネットワーク

第6章 「中国チャイナファクター」と台湾の教科書論争

第7章 「報道の自由」における米国ファクターと中国チャイナファクター

解説 精緻な分析を通じた渾身の台湾回収工作の暴露