開発援助の社会学  

他社で出版した研究成果

世界思想社

20世紀に史上初めて登場した開発援助という現象は、価値観を異にするアクターの相互行為である。援助を挟んで向かい合う「援助者=我々」と「被援助者=彼ら」の間に生起する事象の考察から、関与の学としての「開発援助の社会学」を模索。

■ 開発援助の社会学
■ 佐藤 寛  著
■ 2,420円(本体価格 2,200円)
■ 四六判
■ 280pp
■ 2005年11月
■ ISBN978-4-7907-1151-3

CONTENTS

目次

はじめに

●第I部 開発援助を社会学的に見る

第1章 社会が発展するとは

第2章 近代化という呪文

第3章 開発援助という行為と用語

第4章 プロジェクトと社会

●第II部 開発援助の現場から

第5章 健康な生活(1)

第6章 健康な生活(2)

第7章 環境に働きかける

第8章 貧困削減と住民組織化

第9章 住民参加のパラドクス

第10章 民主化は援助か布教か

第11章 援助はえこひいき

第12章 よそ者のパワー

おわりに

資料 — プロジェクト一覧

参考文献/索引