イベント・セミナー情報

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国際シンポジウム

独立50周年を迎えたパプアニューギニアの持続可能な開発と協力

※本シンポジウムは会場(ジェトロ本部)参加のみとなります。

太平洋島嶼地域においては、新たなドナーとして中国の影響力の拡大が顕著になるなど地政学的な関心が高まりつつあります。また、気候変動の影響が現実の脅威として認識が広まるなか、太平洋島嶼地域の持続可能な発展の行方に国際社会の注目が集まっています。コロナ禍においては観光業などが深刻な影響を受けたほか、医療や教育をはじめとする国内行政の脆弱化も顕在化しました。さらに、アメリカの開発援助の後退が太平洋島嶼地域にも影響を与えつつあります。

2024年7月に東京で開催された太平洋・島サミット(PALM10)首脳宣言では、気候変動が同地域の唯一最大の脅威であり、その緩和と適応に向けた協力を強化することが確認されました。また、これを受けて、太平洋島嶼地域を対象に社会問題開発型のスタートアップ企業進出支援などの施策も展開しつつあります。

本シンポジウムでは、独立から50周年を迎え、資源輸出国としても注目を集めつつあるパプアニューギニアについて、持続可能な発展を実現するための課題や気候変動対策を含む規制環境などの現状を考察します。 皆様のご参加をお待ちしています。

開催日程

2025年9月10日(水曜)14時00分~17時00分(予定)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。

会場

ジェトロ本部5階 ABC会議室(東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」、東京メトロ 南北線・銀座線「溜池山王駅」、
東京メトロ 日比谷線「神谷町駅」、東京メトロ 千代田線「赤坂駅」、
東京メトロ 千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」、東京メトロ 銀座線「虎ノ門」

プログラム

時間 プログラム
14:00-14:05 開会挨拶
  • 村山 真弓(ジェトロ・アジア経済研究所 理事)
14:05-14:15 来賓挨拶
  • 辻 尚志 氏(日本パプアニューギニア協会 理事)
14:15-14:20 趣旨説明
  • 今泉 慎也(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター長)
14:20-15:00 基調講演「パプアニューギニアの50年と持続可能な開発の課題」
  • Dr. Osborne Sanida (Director, Papua New Guinea National Research Institute (PNG NRI))
15:00-15:20 パネル報告①「インド大西洋の結節点としてのパプアニューギニアの重要性」
  • 黒崎 岳大 氏(東海大学 観光学部 准教授)
15:20-15:30 休憩
15:30-15:50 パネル報告②「パプアニューギニアの豊かな環境と経済発展の可能性」
  • Dr. Alphonse Kambu(元 UNEP Legal Officer)
15:50-16:10 パネル報告③「日本・PNG間のビジネスの現状と今後の展望―PICの活動を通して」
  • 斎藤 龍三 氏(国際機関 太平洋諸島センター(PIC)所長)
16:10-16:30 パネル報告④「山岳地域における公衆衛生の課題と取り組み~部族・氏族を想う伝統が引き起こす大きなちから~」
  • 寺田 美和 氏(特定非営利法人HANDS プロジェクト・マネジャー)
16:30-17:00 パネルディスカッション・質疑応答
  • テーマ:持続可能な開発の課題
    • モデレーター:鄭 方婷(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 法・ガバナンス研究グループ)
    • パネリスト:講師全員

※プログラムは予告なく変更の可能性があります。

使用言語

日本語・英語(日英同時通訳あり)

定員

70名
※申込期日以前でも、定員になり次第締め切ります。

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

後援

国際機関 太平洋諸島センター(PIC)、日本パプアニューギニア協会(予定)

お申し込み方法

以下のURLにアクセスしてお申し込みください。
https://www.jetro.go.jp/customer/act?actId=B0075767J

お申し込み締め切り

2025年9月8日(月曜)13時00分
※申込期日以前でも、定員になり次第締め切ります。

参加費

無料

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel: 043-299-9536 Fax: 043-299-9726
E-mail: sympo-sc