イベント・セミナー情報
2015年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)
コース7 ラオス、ベトナム、カンボジアの政治:独裁体制の維持と課題
ラオス人民革命党、ベトナム共産党、カンボジア人民党は汚職、経済格差の拡大、土地紛争等、多くの課題に直面し、国民の信頼を失いつつある一方で、さまざまな手段を駆使しながら独裁体制の維持に努めています。そのひとつが議会改革です。本講座では、3カ国の支配政党が議会を通じてどのように体制を維持しているのかその取り組みを紹介するとともに、今後を展望します。
開催日時
2015年8月20日 (木曜) 13時00分~17時05分
会場
ジェトロ本部 5階 ABCD会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:00-13:05 | 開会挨拶 | ||
1 | 13:05-13:15 |
山田 紀彦 (地域研究センター東南アジアII研究グループ) |
趣旨説明 コース全体の紹介と趣旨を説明します。 |
2 | 13:15-14:15 | 山田 紀彦 |
ラオス政治と体制維持の取り組み ラオスでは経済発展が進む一方で、経済格差や汚職等の拡大により国民の不満が高まっています。人民革命党が国会を通じてどのように国民の不満解消に努めているのかその取り組みについて論じ、今後を展望します。 |
3 | 14:15-15:15 |
石塚 二葉 (新領域研究センター法・制度研究グループ) |
ベトナム:現体制の安定・維持への脅威と国会 ベトナム共産党のトップリーダー達は、汚職問題などによる党内外からの政府批判、体制批判の高まりを深刻に受け止めてきました。党指導部はどのようにこの問題に対処しようとしてきたのか、そのなかでも国会の役割に焦点を当てて検討します。 |
4 | 15:25-16:25 |
山田 裕史氏 (上智大学アジア文化研究所客員研究員) |
カンボジア人民党による体制維持戦略 カンボジアでは複数政党が参加する定期的選挙に勝利することが、体制を維持するために不可欠な要素となっています。その目的を達成するために、人民党は議会をどのように活用してきたのか、2013年総選挙後の変化も含めて検討します。 |
5 | 16:25-17:05 | 講師全員 |
パネルディスカッション パネルディスカッション形式で議論します。 |
使用言語
日本語
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
-
アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。 - アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
- 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)
※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza