イベント・セミナー情報
台湾連続講座(オンライン)
募集は締め切りました
「米中対立のなかの台湾」
※本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。
ますます深刻となっている米中対立のなかで、台湾がどのような状況に置かれているのか、そしてどのような対応をしようとしているのか、3回に分けて、次の3つの面からアプローチし、解説します。
第1回「TSMC-誕生から米中対立の焦点となるまで-」では、米中間の技術覇権争いにおいて、華為技術(ファーウェイ)への半導体供給を巡って焦点となった半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC))を取り上げる。TSMCはファウンドリ専業というユニークなビジネスモデルを構築し、半導体製造技術のトップランナーに発展した。そのバックグランドの解説とともに、米中対立下でのTSMCのポジションを検討します。
第2回の「『米中冷戦』と米台関係のパラダイムシフト」では、米国のアジア戦略における台湾の位置づけを議論する。米国の対中認識の変化が「米中冷戦」をもたらし、米国にとって、台湾がネガティブな意味での「台湾問題」から、覇権の維持に不可欠な戦略的な要所に変わったという、「パラダイムシフト」が生じたことを示す。
最後の第3回では、新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカ・中国・台湾の関係に与えたインパクトの分析を行う。在台北の海外研究員、鄭が日本でも広く知られるようになった台湾の防疫の成功を振り返りつつ、新型コロナウイルス感染症がもたらした三者の関係の変化を明らかにするとともに、台湾の現在の状況についても紹介する。
海外在住のみなさまもご視聴いただけますので、幅広い方々のご参加をお待ちしております。
開催日時
<第1回>2020年11月12日(木曜)14時00分~15時00分 (日本時間)
<第2回>2020年11月17日(火曜)14時00分~15時00分 (日本時間)
<第3回>2020年11月19日(木曜)14時00分~15時00分 (日本時間)
会場
オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
プログラム
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
参加費
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
E-mail:seminar