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開催報告
国際シンポジウム「アフリカはいま:未来を担う若い大陸のチャンスとチャレンジ」
ジェトロ・アジア経済研究所では、2月12日に国際シンポジウム「アフリカはいま:未来を担う若い大陸のチャンスとチャレンジ」を世界銀行、朝日新聞社との共催にて開催しました。シンポジウムには会場、オンライン参加合わせて320名の方が参加しました。若年層人口の割合が高いアフリカは地球の未来を担う大陸であり、今世紀半ばには、世界人口の4人にひとりがアフリカ大陸居住者となると予測されています。人口増加に伴う消費市場の拡大をビジネスチャンスととらえる企業もある一方、増加する人口を支えるための食糧生産や生活インフラの提供、十分な雇用が創出されるのかなど、不安な要素もあります。本シンポジウムでは、南アフリカ共和国にあるウィットウォーターズランド大学ガバナンス学部のアデバヨ・オルコシ教授が「グローバスサウスにおけるアフリカ:大陸開発の展望」と題して基調講演を行い、研究者、国際機関、マスメディアという異なる立場からアフリカに関わってきた人びとが登壇して、アフリカに存在する潜在力とは何でありその実現を阻む制約要因はどこにあるのか、アフリカが地球の未来を担う大陸となるためにどのような課題を乗り越える必要があるのか等について議論しました。本年の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の開催を控え、日本とアフリカの関係性についても改めて考えてみる機会となりました。
このページでは、シンポジウムでの基調講演やディスカッションの動画を公開しています。ぜひご覧ください。
シンポジウムの概要
開催日時:2025年2月12日(水曜)14時00分~16時50分
会場:世界銀行東京開発ラーニングセンター
主催:ジェトロ・アジア経済研究所、世界銀行、朝日新聞社
プログラム |
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開会挨拶
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趣旨説明
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基調講演「グローバルサウスにおけるアフリカ:大陸開発の展望」
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報告1
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報告2
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報告3
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報告4
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パネルディスカッション・質疑応答 |
開会挨拶
高見 博 氏 (世界銀行 駐日特別代表)
坂尻 顕吾 氏 (朝日新聞社 執行役員編集担当)
趣旨説明
木村 福成(ジェトロ・アジア経済研究所 所長)
基調講演 「グローバルサウスにおけるアフリカ:大陸開発の展望」
アデバヨ・オルコシ 氏 (ウィットウォーターズランド大学 ガバナンス学部 教授)
報告1「アフリカにおける格差是正に向けて:生産性・収入の増加と貧困削減の加速のための機会の拡大」
ヴィクトリア・クワクワ 氏 (世界銀行東南部アフリカ担当副総裁)
報告2「若者の雇用」
福西 隆弘(ジェトロ・アジア経済研究所 開発スクール/開発研究センター 主任調査研究員)
報告3「若者の政治参加と民主主義への期待——競争的権威主義下におけるモザンビークの経験——」
網中 昭世(ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センター アフリカ研究グループ 主任研究員)
報告4「アフリカの『選挙イヤー』現場からの報告」
今泉 奏 氏 (朝日新聞 ヨハネスブルク支局長)
パネルディスカッション・質疑応答
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