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senegalDP World

会社概要と沿革

DP World は世界最大級の海上ターミナル経営会社であり、32の国に50のターミナルを有し、12の新しいターミナルを開発中である。

DP World は2005年、Dubai Ports Authority (DPA) との統合によって設立された。ラーシド港とジュベル・アリ港のUAE港湾に重点を置き、海外進出する為にDPI (Dubai Ports International) が設立された。

1999年の設立当初、DPI は中東、インド、ヨーロッパの港の管理を専門としていた。最初のプロジェクトは Jeddah Islamic Port (1999年) で、South Container Terminal (SCT) の運営を地元のパートナーと行った。

2003年、SCT がサウジアラビア王国の最初のターミナルとなり、その年の取扱高は1万TEU (20フィートコンテナ換算)、2004年は1万3000TEU を超えた。DPI はその後ジブチ港 (2000) でも順調に開発を続け、インドのヴィシャーカパトナム港 (2000年)、ルーマニアのコンスタンツァ港 (2003年) の運営受託にも成功している。

2005年、DPI は今後の成長とネットワーク拡大のため、SX Corporation からその国際的ターミナルビジネス部門である CSX World Terminals (CSX WT) を買収した。

この買収によりアジアでは香港と中国、オーストラリア、ドイツ、ドミニカ共和国、ベネズエラでもその存在を確固たるものとした。買収事業のなかには、DP World が受託契約している韓国の 9-berth Pusan Newport (PNC) や、市場が急成長しているインドや中東での出資や他のプロジェクトが含まれており、強力なパイプラインを獲得したことになる。

セネガルでは2007年の10月7日(2008年1月1日開始)に政府との間で、25年の権利同意書を締結した。2008年現在、DP World Daker のコンテナ・ターミナル管理・処理能力は14,500 TEU である。

DP World は5億3400万ドル (1.95 兆ディルハム) をセネガルに投資し、ダカール港を向上させ、コンテナ用ターミナルを建設する予定である。プロジェクトの第一段階は2008年上旬にスタート、2010までに完成する予定である。第二段階では DP World が Port du Futur と呼ばれる新たなコンテナ・ターミナルを管理、2011年初めに創業する予定。年間の許容量は1.5億TEU が見込まれる。

セネガルのプロジェクトは DP World におけるアフリカでの最大の投資案件である。潮の干満に関係なく1年を通じて直接アクセス可能であり、24時間船と構内作業が行われる「眠らない港」であり、ヨーロッパから南下する船への利便性は高い。

DP World Dakar は地域で唯一 window berthing が可能で、停泊地での待ち時間を短縮着陸から再出発までの時間を20分以内とした。

国内の所在地

18 Boulevard de la République 8, étage-BP 6657, Dakar, Senegal;
Telephone: +221 33 889 08 20
Facsimile: +221 33 889 08 21

製品・サービス

コンテナ・ターミナルのオペレーションと輸送サービス

従業員数

セネガルで361人

Company Statistics

市場シェア

DP World Daker はセネガルで唯一の主要コンテナ・ターミナルである。

事業目的

品質・サービス・顧客の満足度への認知度向上により、一流のグローバルポート・オペレーターとしての地位を強固にする。

ビジネスモデル

ポートフォリオでは、新興国の利益貢献が大きく、特にUAEは中東・湾岸への貿易の玄関口として大きく寄与している。世界の貿易の動向は見えにくいため、顧客が満足するよう効率性を達成し、収益に影響のないようコストダウンを図る。同社のターミナルはその利便性の追求による顧客の満足度を向上と共に、利益維持の為にコスト削減を図る。ポートフォリオは、グローバルな貿易の回復期においても高い競争力を持つものであると確信している。

経営陣は市場価値を高めるための事業開拓を続けている。長期的な市場の需要に応えるべく、絶えず事業規模(運営港)拡大に努めている;しかし、最近の世界貿易に関連するターミナル利用の落ち込みに伴い、短期的に見れば新たな需要が大きく落ち込んでいるのが実情である。その為、予定されていた拡大計画の50%を、利用率が回復するまで据え置くことにしている。

加えて、2008年にポートフォリオに加わった港に関しては、コスト効率のよい、高利益なターミナルとなることで、適切な貨物が獲得できると確信している。

利益幅の TEU 当たりの収入の落ち込みによる影響を最小限に留めるため、コスト削減に最善を尽くす。コストの60%は変動費のため市場の変化に対応しやすい。固定費の削減にも努めている。

2007年前半に大幅な経営改革を余儀なくされ、ポートオペレーター事業だけを残すことになった。2007年11月の新規株式公開前に実施されたこの経営改革において、ポートオペレーションや経営目的に貢献しない資産を、譲渡もしくは売却することになった。

ITに関しては、最先端のシステムにより、輸送と顧客のサプライチェーン管理が効率的に行われるよう努めている。各ターミナルに最適な ITシステムを導入するとともに、基盤を作っている集中 IT事業も継続し、それにより顧客への対応を迅速かつ柔軟に行うことができている。

株主・所有権益

DP World がDP World Dakar S.A. の90%の株を所有し、Port Authority of Dakar が10%を所有する。

政府との関係・社会貢献

2006年12月にセネガル政府と、DP World の関連会社であるJafza International との間で交わされた覚書により港の開発許可が与えられ、ダカールにおいて総合的経済特区 (SEZ) の開発が始まった。Jafza International は、セネガル政府へのコンサルタント役を務め、SEZ構築に向けて後にセネガル議会にて採択された法的枠組みを作成する上で重要な役割を果たした。

Dakar Integrated Special Economic Zone (DISEZ) は、ダカールを西アフリカ地区での主要ビジネスの促進地域とすることを目標としている。DISEZ開発は600ヘクタールの土地を対象として始まった。この事業は4回に分けて各150ヘクタールずつ実施され、Jafza International により200米ドルの課外直接投資が行われる予定。

DP World は5億ユーロ(7億900万ドル)以上の直接投資を計画しており、これによって直接資本コストをかけることなくPort Authority of Dakar の株主になる。

製品開発

2009年1月、DP World Dakar は西アフリカの港湾で唯一、サプライチェーンへの安全管理に関するISO28000の認証を取得した。