加藤 隼人
| 加藤 隼人 KATO Hayato |
| [所属・役職] | 開発研究センター 経済統合研究グループ |
| [専門分野] | 国際貿易、国際課税、組織の経済学 |
| [email] |
Hayato_Kato
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| researchmap | 研究者情報(学歴・経歴・業績一覧) |
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研究歴
私はこれまで国際貿易および国際課税にかんする研究に取り組んできました。とりわけ、各国の法人税政策がいかに決定されるのか、法人税政策が多国籍企業の立地選択や租税回避行動にいかなる影響を与えるかについて、主として理論的な側面から分析をしてきました。人・モノ・資本の移動がこれまで以上に活発になる現代では、一国の法人税政策の他国に与える影響が大きくなるため、各国はより戦略的に法人税政策を決定することになります。私の研究はこうした現実を把握した上で、現行の政策が多国籍企業の活動に与える影響や、各国の税収や経済厚生が高まるようなより望ましい政策について追求しています。
現在取り組んでいるテーマ
現在は国際課税と租税回避をめぐる研究において、途上国の役割に焦点を当て、定性的・定量的な分析手法を通じて以下の課題に取り組んでいます: (a) グローバル・ミニマム課税の導入が各国や企業の活動に与える影響、(b) 二国間租税条約が多国籍企業の租税回避行動に及ぼす効果、(c) 自動化技術の進展を考慮した上での労働および資本への最適課税の設計。また国際貿易の分野では、一国の主要経済活動が第1・2次産業から第3次産業へ移行する構造転換という現象が、関税政策によって促進または阻害されるかについて研究しています。特に途上国では公式の政策のみならず、非公式の制度も重要な役割を果たすため、将来的には組織の経済学の知見も援用し、国際課税・国際貿易の問題に取り組む予定です。