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調査研究

研究会一覧2025年度

高インフレ下のエチオピア都市部住民の食料確保のための生存戦略

概要

エチオピアでは長年激しいインフレーションが続いているが、それに追い打ちをかけるように、2023年12月には債務不履行に陥った。これによって、IMFからのさまざまな経済改革の要求を受け入れざるを得なくなったが、その中の一つが2024年8月の変動相場制導入である。現地通貨ブルの価値は急激に下落しており、国民はこれまで以上のインフレーションに直面することが予想される。このような状況下で、エチオピアの都市部住民がどのような生存戦略を選択しているのか解明することをめざす。なお、本研究会は、2023~24年度に行っている研究会「エチオピア都市部住民の生存戦略と食生活の変化」に続くものであり、変動相場制導入前と後の変化についても注目して分析を進める。

期間

2025年4月~2027年3月

研究会メンバー
役割 メンバー
[ 主査 ] 児玉 由佳
[ 委員 ] Mamo Hebo(アディスアベバ大学 准教授)
[ 委員 ] Tesfaye Zeleke(アディスアベバ大学 准教授)
[ 委員 ] Meskerem Abi(アディスアベバ大学 助教授)

※所属は研究会発足時のものです。

予定する研究成果
  • 査読付外国語学術誌投稿