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調査研究

研究会一覧 2020年度

ベトナムにおける格差と世代間移動(2020_2_40_001)

概要

ベトナムはおよそ一世代にわたって急速な経済成長を経験してきた。その間、所得格差の指標であるジニ係数は一貫して安定してきた。しかし、ジニ係数はベトナム社会においてグループ間で利益分配に差があるという実態を正しく示せていない。生産・雇用構造の急速な変化は、すべての層に同様に機会拡大をもたらしてきたわけではない。貧困世帯のなかでは、都市・工業部門の労働市場とつながりを強めたものほど、豊かになっている。では、現世代が享受する利益は、どの程度均一に次世代に移転されるのだろうか。層による世代間移動の違いはどのような要因によって説明されるのか。さらに、層による世代間移動の様相の違いは、格差全体および長期的な経済成長にどのような意味を持つのか。本研究では、人的資本への投資(とくに教育)を通じた世代間移動について、全国、農村全体、および特定農村のケーススタディーの3レベルから検証を行う。各研究は個別論文として執筆されるが、相互に補完し合うものでもある。

期間

2020年4月~2022年3月

研究会メンバー
[ 主査・幹事 ] 荒神 衣美
[ 委員 ] 塚田 和也
[ 委員 ] イアン・コックスヘッド(ウィスコンシン大学マディソン校農業応用経済学部(アメリカ)教授・学部長)
研究成果
  • 外部投稿(IDE Research BulletinおよびDiscussion Paper)