調査研究

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看護師の国際労働移動:フィリピンとインドの比較(2017_2_40_007)

概要

先進国の多くでは看護師不足の解消のため外国人看護師の雇用を進めている。本研究では看護師の主要送り出し大国であるフィリピンとインドからの海外労働移動の目的、要因、過程、パターン、また労働移動が送り出し世帯に与えた経済的、社会的影響を、両国出身者にどのような共通点や相違点がみられるのかを比較しながら検討する。具体的には、(1)海外雇用機会の拡大が看護師教育、訓練に与えた影響や看護師という職業的地位や職業選択に与えた影響、(2)看護師の海外労働移動の決定要因とプロセス、(3)看護師の送り出し世帯に与えた経済的、社会的影響、(4)受け入れ国での雇用労働条件やキャリア開発と海外労働移動の関係、についての検討を行う。

期間

2017年4月~2019年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 辻田 祐子
[ 委員 ] 小田 尚也(立命館大学政策科学部教授)
[ 委員 ] カルロス・マリア・レイナルース(龍谷大学教授)
研究成果
  • IDE Research Bulletin
  • Discussion Paper