調査研究

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2016年度 研究テーマ:C-21
国政上の拒否権プレーヤーとしての州知事——アルゼンチン上院の事例から——

概要

どのような条件下において州知事は事実上の国政における拒否権プレーヤーとなり得るのであろうか。連邦制の基本原則は中央・地方政府間の権限分割である。一方、連邦制下でもアルゼンチンやブラジルの州知事は国政に対する影響力を有しているとされているが、既存の研究はその理由を上手く説明できてはいない。そこで、本研究はアルゼンチンにおける上院議員の大統領提出法案に対する行動を量的・質的に検証することにより、州知事が国政に影響を及ぼすメカニズムを明らかにすることを目的としている。

期間

2016年4月~2017年3月

研究会メンバー
[ 主査・幹事 ] 菊池 啓一
研究成果
  • 英文単行書